米国 Google 会長 Eric Schmidt 氏はインドのメディアに対して、Android と Chrome OS を統合するつもりはないと述べた。Google は先週、Android の父と呼ばれた Andy Rubin 氏が Android OS の開発責任者から外れ、Chrome OS の開発責任者 Sundar Pichai 氏が、Android と Chrome OS の両 OS の開発責任者を兼任すると発表。業界関係者からは、Google は両 OS を統合するつもりなのではないかという憶測が流れていた。

Times of India は、この件を次のように伝えた。

「Google 会長 Eric Schmidt 氏は、Google は Chrome OS と Android OS を一つに統合するつもりはないと述べた。同氏は、デリーで開催された Google の『Big Tent 』イベントで、『2つの OS は別々の目的のために作られたものだ。今後も別の製品であり続ける』と語っている」

Reuters は、次のように伝えた。

「Google の Chrome OS と Android OS は別の製品であり続けるが、両者の提供する機能はよりオーバーラップしていく。Google 会長の Eric Shmidt 氏は、両 OS の開発責任者を Sundar Pichai 氏に一元化するという発表の1週間後にそう述べた。Google は先週、Android の開発責任者だった Andy Rubin 氏を別のプロジェクトに異動させると発表。今後は、これまで Chrome Web ブラウザや Google Drive、Gmail などに携わってきた  Sundar Pichai 氏が Rubin 氏の任にあたるとしていた」

ReadWrite  は、2つの OS を持つことは、Google の最終目標にかなったものだと論評している。

「Google が、ノート PC やタブレット上で動作する Chrome OS へのフォーカスを継続することには意味がある。Chrome OS は、Microsoft の Windows OS と競合する OS。PC 売上が減少傾向にあるとはいえ、その市場規模は Google が注目するに値するものだ。

≪中略≫

Google の最終目標は、より多くの人々を Web の世界へと招き入れ、Google 検索、Gmail、Google マップといった Google のサービスを利用してもらうことだ。その目的の達成には、OS は1つより、2つあった方がよい」

Mashable は、Eric Shmidt 氏自身が近く Google を退職し、米国政府のために働くつもりだとするうわさが流れていたことを伝えている。

「Schmidt 氏は、同氏が近く Google を去るのでは、とするうわさを一蹴した。同うわさに対しては、『まったくのデマ』だと反論し、『Google は私の家だ』と述べている」