米国 Google は同社の RSS サービス Google Reader のサービスを2013年7月1日で終了すると発表した。Google Reader が2005年にサービスを開始して以来の利用者としては、この決定には当然非常に不服だ。だが、この決定に驚くことはなかった。ありうる話だと考えていたからだ。

Google、Google Reader のサービス中止を発表―RSS フィードは生き延びることができるのか?

RSS や Atom フィードは、私がニュースを収集する際の原動力となっている。私は多くのフィードを購読しており、これが IT ライターとしての私の仕事に必要な情報を与えてくれているのだ。もちろん、Twitter や Google+ なども使ってはいるが、どちらも RSS ほどの情報量を提供してくれることはない。

Google Reader が無くなるからといって、RSS 自体が無くなるわけではないし、少なくとも私はそうならないで欲しいと願っている。

だが、一般ユーザーによる RSS リーダーの利用が減少傾向にあるのは確かなようだ。

Mozilla が2011年にリリースした Firefox 4 で、メイン UI から RSS アイコンが消えたことを覚えているだろうか? Firefox 1.5 から Firefox 3.6 までは、利用者が RSS フィードを持つ URL を訪れたときに、Firefox アドレスバーには RSS アイコンが表示されていた。これにより、RSS フィードの購読が簡単にできた。

当時 Firefox のディレクターだった Mike Beltzner 氏は、Firefox ユーザーはこの機能をほとんど利用していないと述べていた。私はその意見に反対だったが、嫌な予感はしていた。

Mozilla Firefox ディレクター、Mike Beltzner 氏
Mozilla Firefox ディレクター、Mike Beltzner 氏

Google Reader は最高の RSS リーダーであり、これが無くなることは非常に残念なことだ。だが、私はこれからも RSS を利用し続けるだろう。Firefox にはいくつもの RSS プラグインがある。私のお気に入りは「Sage」だ。これは動作が軽快で機能は必要最小限だが、使用には何の問題もない。

とはいうものの、Google Reader が無くなってしまえば、RSS フィードの提供を止めてしまう Web サイトが増加してしまう可能性は否定できない。世界で最も利用されてきた RSS リーダーが無くなったとき、RSS サービスを継続するモチベーションを維持することは困難となるだろう。

私は、Google が Google Reader のコードを完全なオープンソースとして公開してくれればと思っている。そうすれば、Google CEO の Larry Page 氏とは異なる、長期的な展望を持った誰かが Google Reader の代替を提供可能となり、RSS は生き延びることができるだろう。

参考映像:Mozilla Firefox 4 - Where Did RSS Go?

Sean Michael Kerner
Sean Michael Kerner は、InternetNews.com の主任編集者。