愛知のアイコクアルファ、SIer 大手の SRAディアイスクエアの3社は、チームによるソフトウェア開発の生産性向上を支援する日本 IBM のクラウドサービス「Rational クラウド」の販売を開始した。

「Rational クラウド」は、ソフトウェアのチーム開発の生産性を高める統合開発ソリューション「コラボレーティブ ライフサイクル マネージメント」(CLM)日本語版をクラウドサービスとして提供するもの。IBM のソフトウェア開発環境をオンプレミスで構築するより、初期導入費用を85%以上削減できるという。

米国 CloudOne が日本 IBM とのライセンス契約のもと、日本語版の IBM Rational ソフトウェアを、月額料金のクラウドサービスとして提供、これをアイコクアルファ、SRA、ディアスクエアの3社が日本の顧客向けに販売する。

日本 IBM、「Rational クラウド」を SRA などから販売
「SaaS はソフトウェアの自販機」と謳う CloudOne

販売される CLM は、「Rational Requirements Composer」「Rational Team Concert」「Rational Quality Manager」の3つのソフトウェア製品で構成されており、プロジェクトマネージャーや開発者、品質担当者など、ソフトウェア開発に関わるメンバーがリアルタイムで情報を入手できる。

Rational Requirements Composer は、ソフトウェアが満たすべき要求を管理するもの。Rational Team Concert は、ソフトウェアのソースコード管理、構成/変更管理、作業管理など、チーム開発に必要な機能を1つのパッケージにした統合開発環境。Rational Quality Manager は、テスト計画やプロセス、実行などを管理して効率的に品質を管理できるようにする。

CloudOne は、米国で IBM の Rational 製品のクラウドサービスを販売しており、今回初めて日本語版を販売する。ソフトウェア開発に携わるユーザー数や開発プロセスの複雑さ、ソースコードの量などに応じてコンピューティング資源を割り当てるなどの、運用管理サービスを行う。