フリービットの中国合弁会社である Smart Cloud と、中国の医療用計測機器及び遠隔医療機器メーカーの Newtech は、戦略的提携で合意した。フリービットの中期経営計画「SiLK VISION 2016」の「M2M 医療領域」における第一弾となる。

今回の戦略的提携では、これまでNewtech が蓄積してきた医療機器のノウハウと、Smart Cloud の M2M、クラウドに関するノウハウを融合し、患者の様態を迅速かつ適切に把握する製品やサービスで、中国での新規市場の開拓を目指す。

提携の具体的内容は、以下の3点。

まず、挿すだけであらゆる機器を即 M2M 化する「筋斗雲 雲 SD カード」を利用したモバイル型バイタル計測器を提供する。現在、Newtechは、主力製品の「NT1D Handled CO2/SpO2 monitor」に「雲 SD カード」を搭載させ、M2M 化する新製品の共同開発を行っている。

フリービット、中国 M2M 医療で Newtech と戦略的提携
「雲SDカード」を搭載するモバイル型バイタルデータ計測器「NT1G」は
挿すだけでネットワーク対応できる

次に、各病院におけるカルテデータベースと連携するクラウドプラットフォームを開発する。また、医療機器に「雲 SD カード」を搭載し M2M 化することで、さまざまなバイタルデータを病院と連携できるようになる。

さらに、家庭医療では、Newtech がこれまで緊急医療で培ってきたバイタルデータを取得するセンサー技術と、Smart Cloud の M2M、クラウド技術を組み合わせることで、患者の様態を事前に把握し治療を施す予防医療を実現していく。

今回の提携に関して、Newtech 代表の Ganbing Wang 氏は、次のようにコメントしている。

「Newtech はこれまで緊急とモバイル医療における製品開発に力を注いできた。その中で、M2M やクラウドを活用していくことは、これからの緊急とモバイル医療において非常に重要であると考え、Smart Cloud との提携に至った。Smart Cloud とはお互いの強みを活かし、シナジー効果を生むことが可能であると信じいる。緊急とモバイル医療の現場において患者の命をさらに救えるように、M2M やクラウドといった新しい技術を取り入れ製品開発を行なっていく」

また、フリービット代表の石田宏樹氏は、次のようにコメントしている。

「緊急医療において膨大なノウハウを蓄積している Newtech とともに、人々の命を守る医療という分野にインターネットを活用していけることに大きな喜びを感じている。「Being The NET Frontier! インターネットをひろげて、社会に貢献する」という企業理念のもと、中期経営計画「SiLK VISION 2016」における MCI 戦略に基づき、M2M 医療領域での事業を中国において成功させ、インターネットで人々の暮らしを守れるように社会に貢献していきたい」

左から、フリービット代表 石田宏樹、Smart Cloud社 王剣鋒、
Newtech代表 Ganbing Wang氏
左から、フリービット代表 石田宏樹氏、Smart Cloud 王剣鋒氏、 Newtech 代表 Ganbing Wang 氏