NEC は、太陽光発電システムとリチウムイオン蓄電システムを用いた、分散型エネルギー管理/制御システムを開発した。これにより、各蓄電システムの電力計測を一括で管理/制御できるようになる。なお、このシステムを利用した電力のデマンドレスポンスの実証実験をオリックスと共同で、東北被災地3県で順次実施している。

このシステムは、クラウド型のリモート管理/制御システムと、クラウドから配信される運転スケジュールに従って充放電動作を行うリチウムイオン蓄電システムから構成されている。経済産業省の「平成23年度補正予算 IT 融合による新産業創出のための研究開発事業」(産学官 IT 融合コンソーシアム拠点の整備)として、オリックスと共同で進めてきた。

店舗やビルに分散配置した複数台のリチウムイオン蓄電システムを、クラウドと接続することで、各蓄電システムの電力計測データ(充放電)を収集し、一括で管理/制御できるようになる。

なお、このシステムを東北の被災地3県(岩手、宮城、福島)の店舗(飲食チェーン、スーパーマーケットなど)やスポーツアリーナおよび事務所建物に設置した、電力のデマンドレスポンス(需要応答)実証実験を、2月27日より順次開始した。

NEC、クラウドで蓄電システムを管理/制御するシステムを開発
分散型エネルギー管理・制御システムの実証実験 イメージ図