日本 IBM は、同社のクラウドプラットフォーム上で稼働するアプリケーションの開発環境と、アプリケーションライフサイクル全体の管理機能を統合した、PaaS 形式のクラウドサービス「IBM SmarterCloud Application Services」を開始した。ビジネスサイクルに合わせてシステムを構築/展開/運用、市場に合わせた企業向けソリューションを開発するシステムインテグレーターやソフトウェアベンダーを支援するもの。

IBM SmarterCloud Application Services は、クラウドプラットフォームでのサービス/ビジネスの立ち上げや展開で、アジャイル開発を支援するクラウドサービス。IBM が推進する「パターン・ベースド・テクノロジー」を実装しており、さまざまなミドルウェアやコンポーネントに、アプリケーションの開発/構成/統合/保守などに必要な情報をあらかじめ定義したパターンや仮想イメージを活用する。

日本 IBM、クラウドアプリケーションの開発運用連携環境を PaaS で提供
IBM「パターン・ベース・テクノロジー」イメージ図

また、IBM の企業向けクラウドプラットフォーム「IBM SmarterCloud Enterprise」(SCE)上で稼働する PaaS で提供されるため、SCE を契約していれば、SCE ポータルサイトからすぐに利用できる。価格はサービスや機能、ミドルウェアごとに、ユーザー数や使用時間に従って設定され、月額定額制または従量課金制が選択できる。

なお、現在提供中の「IBM SmarterCloud Application Services R1」には、2種類のサービスがある。1つ目は「コラボレーティブ・ライフサイクル・マネジメントサービス」で、統合されたアプリケーションライフサイクル管理を実現する「IBM Rational」シリーズのソフトウェアを活用し、チームによる協働開発およびアジャイル開発を支援する開発環境を提供する。2つ目は「ワークロード・サービス」で、パターンや仮想イメージの開発/管理ツール「IBMWorkload Deployer」を活用し、IBM や IBM 以外のベンダーから提供される定義済みのパターンや仮想イメージにもとづくアプリケーションの開発/展開(デプロイ)/管理機能を提供する。