米国 Red Hat は、Red Hat Enterprise Linux 6.4(RHEL 6.4)の製品版を公開した。

RHEL 6.x はまだその製品サイクルの最初のステージにあり、Red Hat は新機能の追加を続けている。6.4 における新機能で特筆すべきは、Microsoft との相互運用性の向上だ。

RHEL 6.4 では、Microsoft Hyper-V Linux ドライバーがサポートされる。これにより、RHEL が Windows サーバーのゲストとなることが(その逆も)可能だ。また、RHEL の提供するメール & スケジューラソフト「Evolution」と、Microsoft Exchange との相互運用性も向上している。

RHEL 6.4 でアップデートされた「System Security Service Daemon(SSSD)」により、Microsoft の Active Directory での認証はより容易になっている。

RHEL 6.4 では、パラレル NFS(pNFS)プロトコルに準拠した新たなファイルシステムを導入する。NetApp の VP である Patrick Rogers 氏は、声明の中で次のように述べている。

「データセンターにおける、スケーリング、パフォーマンス、管理性へ要求が高まるなか、自社のデータセンター環境を現代化したいと考える顧客からは、pNFS の導入が求められてきた。RHEL 6.4 のリリースにより、Red Hat は pNFS クライアントサポートに対して大きな一歩を踏み出した。これは、エンタープライズクラスのオープンソースソリューションにおける、Red Hat のリーダーシップとイノベーションを示すものだ」

さて、RHEL 6.4 がリリースされたことで、私の関心は RHEL 7 へと移りつつある。RHEL 7 は年内にもリリースされると見られているが、現時点ではまだパブリックベータも登場していない。

Sean Michael Kerner
Sean Michael Kerner は、InternetNews.com の主任編集者。