日立製作所は、災害現場など、すぐに人が立ち入ることができない現場の状況を把握し、その後の復旧や救助を迅速に進めるためのシステム「調査モニタリングシステム」を開発した。

このシステムは、現場の図面など2次元マップの情報をもとに、VHF 帯の無線を利用して遠隔操作する3台のロボットが得た現場の各種センサー情報を「空間台帳」のデータに対しに更新することで、災害現場の状態マップを作成する。作成されたマップで災害現場の状況が詳細に把握できるほか、その後の復旧に向けた作業計画の作成や、ロボットによる復旧作業などに活用できる。

同システムは、多地点で複数のロボットなどがネットワークを介して連携するネットワークロボット技術の研究開発である総務省からの委託研究「ライフサポート型ロボット技術に関する研究開発」と、東日本大震災への復興支援を目的とした平成23年度の第三次補正事業で追加された研究で、ロボットの無線による遠隔操作と、空間台帳の作成技術の開発と、その実証で得られた成果を活用したもの。

日立、ネットワークロボット技術を活用した「調査モニタリングシステム」を開発
マルチ機能搭載ロボット