OSS ソリューションサービスのエクシードは、複数クラウド環境に対応したシステム運用自動化フレームワークサービス「cloudrop」(クラウドロップ)を開始した。

今後、国内大手 IT 企業・ゲーム企業を対象に、運用自動化のコンサルティングと併せて導入を進めていく。

cloudrop は、「Dev」(開発)と「Ops」(運用)が協力し合い、ビジネスゴールを目指す「DevOps」の考え方を汲む、システム構築/運用業務の自動化フレームワーク。エンジニアをシステム構築/運用から解放し、スキルアップや新たな開発にチャレンジできるようにする。

複数クラウド環境対応の自動化フレームワーク「cloudrop」をクラウドサービスで
cloudrop ユーザーインターフェイス

エンジニアは、システムの構築/運用作業一から始めるのではなく、cloudrop があらかじめ用意した4つのステップに従い、進める。その過程で cloudrop はノウハウを自動的に蓄積し、誰にでも使いやすいフレームワークへと成長していく。

「ステップ1」では、作業手順に対応する“タスク”を用意する。「ステップ2」では、ミドルウェアなど関連するタスクを束ねて“パッケージ”を作る。「ステップ3」では、システムに必要なパッケージを集めて“バインダー”に綴じる。「ステップ4」では、誰でもアクセスできる“ライブラリ”で共有する。

cloudrop 利用イメージ図
cloudrop 利用イメージ図

cloudrop は、“タスク”として、米国 Opscode の OSS サーバー構成管理ツール「Chef」をサポート、世界中のコミュニティが提供する「Cookbook」(サーバー構成情報を定義したファイル)を利用できる。

システムのひな型である“バインダー”を使い、複数のサーバーから構成されるシステムを、誰でも何度でも構築できる。“バインダー”には、システム構築だけではなく監視に関する定義も含まれているので、サーバー構築と同時に監視設定が自動的に組み込まれる。

また、操作内容、操作結果、操作前後のサーバーの状態を、コメントとともに“カルテ”として保存、管理できる。カルテは、重要な運用ナレッジとして成長していく。

さらに、IP アドレスやホスト名だけでなく、OS やディストリビューション インストールミドルウェアのバージョン、ロードアベレージなどの条件でサーバーを検索、管理できる。