1. Linux の世界を去る Alan Cox 氏

Alan Cox 氏の名前は Linux コミュニティーでは広く知られている。同氏は Red Hat 在籍時代、Linux カーネルのトップ開発者としてその名を馳せた。同氏は数年前に Intel に転職したが、現在も Red Hat ベースの Linux マシンを利用していることが明らかとなった。Cox 氏は Red Hat が支援するコミュニティーディストリビューション「Fedora」を酷評したのだ。同氏は Fedora 18 を、Red Hat による史上最悪のディストロと呼んだ。

「新しいインストーラーは使い物にならない。アップデーターはバグだらけだ。デフォルトデスクトップは改悪が続けられた結果、チョコレートでできたティーポットほども役に立たないものになった。Fedora はデスクトップのバグを修正せず、むしろ増やし続けている」

Cox 氏はまた、同氏が Intel を退社し、Linux の開発からも引退することを発表した。理由は「家庭の事情」だという。

「『家庭の事情』という言葉は通常、『上司がくそったれ』という意味で使われることは知っている。確かに私は Linus のことをくそったれと思ったことは何度もあるが(だからこそ、カーネル管理者として非常に優れてもいるのだが)、私が Linux から身を引くのは本当に家庭の事情であり、Linus や Intel、その他の誰かにうんざりしたからではないことを伝えておきたい」


2. Red Hat CloudForms


Red Hat は、1億400万ドルを投じる ManageIQ 買収を正式にまとめ、自社の技術である CloudForms との統合に関するロードマップを発表した。

機能が向上した新しい CloudForms は、強化されたクラウドオーケストレーション機能により ManageIQ 技術のメリットを享受する。

ManageIQ は、現状ではプロプライエタリな技術となっているものの、Red Hat は同ソフトウェアをオープンソース化することを公約している。Red Hat のクラウドビジネス部門担当 GM である Bryan Che 氏は次のように述べている。

「Red Hat は ManageIQ の買収に1億400万ドルを費やした。だが我々は ManageIQ のコードを Red Hat だけの資産にするつもりはない。オープンソースこそが我々の顧客に力を与えるものだと信じているからだ。Red Hat は、ManageIQ の技術と資産をオープンソース化することを約束する」

3. KDE 4.10

KDE 4.10はほぼ完成しており、1月19日には RC3 のマイルストーンに到達している。KDE 4.10は UI 作成フレームワーク「Qt Quick」の恩恵を受けて、一段となめらかなデスクトップ体験を実現している。

KDE 4.10に搭載予定の新機能には高速化されたファイルインデックス機能のほか、改善された新しいプリントマネージャや通知システムが含まれる。

Sean Michael Kerner
Sean Michael Kerner は、InternetNews.com の主任編集者。

(この記事は、1月28日付けの英文記事を翻訳したものです)