キーボードレイアウトは、例えば Mac 用と Windows 用ではかなり異なっている。その違いは以前に比べればかなり少なくなっているが、それでも両者の微妙な違いが利用者を苛立たせることはあるだろう。

デザイナーの Maxim Mezentsev 氏と Aleksander Suhih 氏は、その苛々を解消してくれるかもしれないキーボード「E-inkey」のコンセプトモデルを公表した。

E インクを利用し、配列を自由に変えられるキーボード「E-inkey」のコンセプトモデルが登場
E インクを利用したキーボード「E-inkey」

E-inkey は、電子書籍などで利用される E インクを利用したキーボード。利用者の使用環境にあわせ、キー配列を電子的に変更可能だ。例えば、海外製のソフトウェアを利用する際には配列を101キーボードに変更。利用終了後にもとの配列に戻す、といった利用が考えられる。また Photoshop など、独特のショートカットの多用が要求されるアプリケーションの利用時には、それにあわせたカスタムレイアウトを独自構築することも可能だ。

キートップには E インク技術が使用されている
キートップには E インク技術が使用されている

キー配列のカスタマイズは、タブレットやスマートフォンで使われている仮想キーボードでも可能だ。だが、E-inkey のキートップは物理的なものであり、物理キーボードならではの高速で確実な打鍵感を味わうことができる。E-inkey が商品化されれば、物理キーボードと仮想キーボードの両方のメリットを併せ持った新しいキーボードとなるかもしれない。

「E-inkey」側面
「E-inkey」側面