京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は、総務省情報通信ネットワークにおける耐災害性強化のための「災害時におけるケーブルテレビ応急復旧システム(幹線応急復旧用無線伝送装置)の研究開発」を受託、2013年2月から宮城県気仙沼市で実証実験を実施すると発表した。

KCCS は、ケーブルテレビの幹線伝送路設備(同軸、または光)が被災し、復旧に時間を要する場合に備え、無線で伝送路を応急復旧する伝送装置の研究開発に取り組んでいた。

KCCS、宮城県気仙沼市で無線で CATV 信号を伝送する実験
無線で伝送路を応急復旧する伝送装置システム

今回の実験はその研究開発の一環で、海上伝搬を含む 1.4km の無線伝送路を構築し、23GHz 帯の周波数でデジタルケーブルテレビ信号を無線伝送して、装置の安定性や無線伝送品質、降雨による無線伝送特性を評価する。

今回、宮城県気仙沼市で行われる実証実験の概要
今回、宮城県気仙沼市で行われる実証実験の概要

なお、研究開発を行っている DX アンテナと共同で、2013年1月31日に宮城県気仙沼市で公開実験を実施する。また、災害時に対応する先進的な応急復旧システムを、関係者に加え、一般の理解を深めるため、実験の概要や設備の見学会などのほか、両システムを連携させたデモンストレーションも予定している。