Linux Planet は、Linux の技術革新で持ちきりとなるであろう華々しい新年を迎えた。

1. Ubuntu for Phones

組み込みデバイスやスマートフォン向けの Linux は特に新しい話ではない。今日の世界で最も成功したスマートフォンプラットフォームはおそらく Android であり、これは Linux ベースの OS だ。だが、Linux ディストリビューションベンダーが後押しする純粋な Linux スマートフォンが登場したことはない。

Ubuntu for Phones の準備が整うなか、この状況もようやく変わろうとしている。

Ubuntu の創始者である Mark Shuttleworth 氏は1月2日、ロンドンのライブイベントと今回のアプローチに関する一連のビデオでこの取り組みを大々的に発表した。Shuttleworth 氏にとって、携帯電話は新しい開発作業ではない。デスクトップ、クラウド、そして TV に続く単なる拡張作業に過ぎないのだ。

Shuttleworth 氏は Ubuntu for Phones について次のように語っている。

「携帯電話で動作する Ubuntu は、隅から隅まで Ubuntu だ。携帯電話に大画面を付ければタブレットになり、それにマウスとキーボードを付ければデスクトップになる」

Shuttleworth 氏が携帯電話に Ubuntu を搭載しようとしたのは、今回が初めてというわけではない。Shuttleworth 氏は2011年、Ubuntu を Android OS で動作させる「Ubuntu for Android」を発表している。だが、Ubuntu for Phone はこれとは異なり、ネイティブな Ubuntu 環境をスマートフォン上で提供するものとなっている。

Mark Shuttleworth Demos Ubuntu Phone 2013.
2. Fedora 18の遅延

Ubuntu for Phone 発表のニュースは2013年第1週のサプライズだったが、Ubuntu のライバルである Fedora のニュースも同じくサプライズだった。

Fedora 18のデビューは1月15日に延期された。Fedora 18は、史上最も遅延を繰り返した Fedora リリースという訳の分からない栄誉を受けることになるかもしれない。

Fedora は年に2回のメジャーリリースが実施されることで知られる。Fedora 18 は当初、2012年11月にリリース予定だった。だがこのディストリビューションが延期され、ここ2か月で少なくとも7回の日程変更が行われた。

11月に時計を戻せば、Fedora 18 の最初の延期理由に Anaconda インストーラーにプロジェクトの進行を妨げるバグが見つかったとあるのがわかるだろう。その2か月後の1月7日時点でも、Anaconda 関連のバグがショーストッパーとして記載され続けている。

3. OpenMandriva が正式発足

OpenMandriva コミュニティープロジェクトも素晴らしいニュースで2013年の幕を開けた。かつて Mandrake の名前で知られていたディストリビューションを復活させるための発足したばかりのこのコミュニティー活動が正式に法人化された。Charles Schulz 氏は次のように述べている。

「フランス当局に提出した定款が認可されたため、これで OpenMandriva Association が完全な法人となり、業務を開始することになる。2013年はわれわれが生まれ変わる年になる。今後の開発が楽しみでならない」

Sean Michael Kerner
Sean Michael Kerner は、InternetNews.com の主任編集者。

(この記事は、1月7日付けの英文記事を翻訳したものです)