東京国立博物館電通国際情報サービス(ISID)クウジットは、東京国立博物館の見学コースなどを紹介する Android アプリケーション「トーハクなび」について、拡張現実(AR)技術や高精度測位技術などを用いるガイドメニューを加えた新バージョンを公開した。Google Play で無償ダウンロード提供中。Android 2.1以降の Android 端末に対応する。

東京国立博物館の Android アプリ「トーハクなび」、AR を用いたコースガイドを追加
新たなコースガイドを追加した「トーハクなび」

トーハクなびは、2012年4月より Android 向けに公開している同博物館の公式アプリケーション。主に館内での利用を想定しており、「日本美術の流れコース」や「建物めぐりコース」を含む5つの見学コースを紹介する。

5つの見学コースを紹介している
5つの見学コースを紹介している

今回、最新版で追加した AR 技術を用いているのは「トーハク劇場コース」。館内に設置された AR マーカーに端末のカメラをかざすと、バーチャルの俳優が画面に映し出され、演劇仕立てのコースガイドを行なう。また、高精度測位技術は「日本美術体験型コース 2階」で利用している。2つの屋内測位技術を連携させることで、端末が同一ケースに 1m 間隔で並ぶ美術品を認識し、該当する展示品のガイドを提供するという。

AR 技術を利用した「トーハク劇場コース」
AR 技術を利用した「トーハク劇場コース」

なお、東京国立博物館では、同館への来館者を対象に、トーハクなびを搭載した端末の無料貸出サービスを行なっている。期間は2013年1月22日から3月3日まで。また、館内ではスタンプラリーも実施しており、指定の3か所をまわるとアプリケーションがデジタルスタンプを自動的に取得する仕組みとなっている。3つ集めた来館者には、オリジナル缶バッヂをプレゼントするという。

また、東京国立博物館は Google マップのストリートビュー機能に対応しており、館内を歩くように“オンライン見学”できる。