米国 Broadcom は、米国ネバダ州ラスベガスで行われた「2013 International CES(国際家電見本市)」にて、5G Wi-Fi 無線 IPTV セットトップボックスプラットフォームや、UltraHD テレビ対応 家庭用ゲートウェイチップなどのコンシューマーイノベーションを発表した。

【CES 2013】Broadcom、UltraHDTV、ビデオデコーダーなどを発表
「2013 International CES」で多くの発表を行った米国 Broadcom のトップページ

UltraHD TV 対応ビデオデコーダーソリューションである BCM7445 は、UltraHD テレビを家庭にもたらす大きなステップとなるもの。28nm(ナノメーター)ARM をベースとする BCM7445 は家庭用のプライマリゲートウェイとして機能し、トランスコーディングや CPU 処理性能が向上。また、ホームネットワークのスループットを高め、ビデオオンデマンド(VoD)やゲーム、ソーシャルメディア、オンラインストア アプリケーションなど、より広範なアプリケーションに対応する。

これまで 4K テレビと呼ばれていた UltraHD テレビ技術は、高精細画像分野に革新をもたらし、UltraHD テレビ画面の解像度は従来の 1080p60 インチテレビの4倍。次世代動画像符号化標準規格「HEVC」(High Efficiency Video Coding)の採用で、コーデックの圧縮効率を高め、UltraHD テレビに映像を配信できるようになった。

HEVC によりインターネットビデオを高速でダウンロードできるので、映画などのコンテンツを従来の半分の時間でダウンロード、さらに高画質ビデオのダウンロードに必要なビットレートがこれまでの50%に低減される。

次に、Broadcom BCM7356 衛星 セットトップボックス(STB) システムオンチップ(SoC)ベースの「Samsung Electronics SMT-E5015 スマート TV STB」で、Google モバイルサービスと Android ICS の統合成功した。

Samsung Electronics のスマート TV STB は、KT のOlleh TV Skylife(OTS)サービスで、Google モバイルサービス(GMS)をサポートするため、追加の厳しい CTS(互換性テストスイート)と GTS(GMS テストスイート)をクリアし、Androidデバイスの標準機能を強化している。これにより KT は、Google サービス(Play Store、Play Video、Play Music、Search)など、 Android ベースの新しいアプリを加入者に提供できるようになった。

さらに、最新の IEEE 802.11ac 標準規格をサポートする 5G Wi-Fi テクノロジーを発表した。同製品は、IP STB SoC と組み合わせて、通信事業者は従来以上の信頼性で高品質の HD コンテンツとサービスを、家庭内でワイヤレスで提供できるようになった。