レッドハットはエンタープライズ向け仮想化プラットフォーム「Red Hat Enterprise Virtualization 3.1 」のサブスクリプション販売を開始した。

バージョン 3.1 は、日本語化された管理インターフェイス、スケーラビリティ、ネットワーク、ストレージ、および仮想デスクトップ機能の強化が特徴。また、Red Hat Enterprise Virtualization と Red Hat Storage、Red Hat Enterprise Linux を含む、包括的な Red Hat 製品群との組み合わせにより、柔軟性がさらに向上した。

レッドハット、RHEV 3.1 のサブスクリプション販売を開始
日本語化された管理画面

Red Hat Enterprise Virtualization は、エンタープライズ向けの、ミッションクリティカルなエンドツーエンドの OSS 仮想化インフラストラクチャ。昨年1月に発表した前バージョンの Red Hat Enterprise Virtualization 3.0 は、機能、性能、スケーラビリティ、およびコストの優位性をエンタープライズ市場にもたらした。

3.1 の発表時点で、SPECvirt_sc2010 で公表されている 28 の性能ベンチマークのうち、Red Hat Enterprise Virtualization の KVM(Kernel-based Virtual Machine)ハイパーバイザーが上位7スコアを独占し、2ソケットと4ソケット構成での最高性能と、8ソケット構成でも唯一の正式性能記録を保持している。

Red Hat Enterprise Virtualization 3.1 にはさまざまな新機能があるが、プラットフォームに関しては、ゲスト仮想マシンのスケーラビリティが強化された。仮想マシン当たり論理 CPU 最大160、メモリ最大 2TB がサポートされ、最新の業界標準 x86 プロセッサをサポートするために、KVM ハイパーバイザーが拡張されている。

Red Hat Enterprise Virtualization は Red Hat Enterprise Linux と同じ KVM ハイパーバイザー技術を使用し、共通の ABI 互換を維持することで、仮想化プラットフォームを柔軟に提供する。

また、Red Hat Enterprise Virtualization 3.1 の追加機能のひとつに、Red Hat Storage との統合がある。Red Hat Storage は、非構造化データをファイル/オブジェクトとして管理できる、スケールアウト、OSS ストレージソフトウェアソリューション。2011年10月の Gluster 買収で Red Hat が取得した GlusterFS 技術をベースとする Red Hat Storage Server は、2012年7月から国内での販売を開始している。