1. Dell Sputnik

何年かに一度、ハードウェアベンダーは Linux 搭載 PC のリリースを試みる。

この分野に新たにエントリーしたのは、「Dell Sputnik ノート PC」。XPS 13インチ Ultrabook の開発者向けエディションだ。Dell Sputnik は Ubuntu 12.04 LTS (12.10ではない)を採用している。この Ultrabook は、Intel i7 CPU、8G バイトの RAM、そして256G バイトの SSD を搭載したパワフルなものだ。

Dell は自社の最上位マシンに Ubuntu をインストールしただけではなく、コミュニティープロジェクトを実装している。そのプロジェクトの1つ「Profile Tool」は、GitHub を容易に利用可能にし、ユーザーが開発環境を簡単にセットアップできるようにするものだ。

実装されるもう1つのプロジェクトはクラウドランチャー。Dell によると「クラウドランチャーがあれば自分のノート PC 上に『マイクロクラウド』を作成し、同規模の環境をシミュレートし、その環境をシームレスにクラウドに導入できるようになる」という。

Dell Sputnik ノート PCの価格は、1,449ドルとなっている。

2. Fedora 18 ベータ

Red Hat の Fedora コミュニティーは開発に余念がなく、大幅に遅れていた Fedora 18(Spherical Cow)のベータ版を投入してきた。Fedora 18のベータリリースにはインストレーションプロセスの最初から多数の新機能が搭載されている。

新しいオフライン OS 更新機能では、「アップデートがバックグラウンドでダウンロードされ、インストール準備が整って初めてユーザーに利用可能なアップデートに関する通知が行われる」ようになっている。

GNOME デスクトップユーザーは、MATE を利用可能となる。これは、デフォルトの GNOME 3/Shell に変わるもので、GNOME 2.x のフォークだ。

Fedora 18の最終リリースは2013年1月8日に予定されている。

3. セキュアブート問題は解決か? 

セキュアブートの問題は Linux デスクトップにとって大きな重要性を持つものだが、それにもようやく本当のソリューションが用意されるかもしれない。

Microsoft の Window 8 ハードウェア認定プロセスでは UEFI Secure Boot を利用するが、OS を実行させるためにはサインインが必要になっている。Red Hat の元エンジニア、Mat Garrett 氏が1年近く前からソリューションの開発に取り組んできたが、その最初のバージョンがリリースされた。

Linux Foundation もソリューションの開発に取り組んでいるが、こちらはまだリリースされていない。

Sean Michael Kerner
Sean Michael Kerner は、InternetNews.com の主任編集者。

(この記事は、12月3日付けの英文記事を翻訳編集したものです)