日立は、高性能/高信頼性システム向け UNIX サーバーであるエンタープライズサーバー「EP8000 シリーズ」で、最新の POWER7+プロセッサーを搭載し、従来モデル比最大約1.2倍のトランザクション処理性能、メモリ仮想化機能などを強化した新モデルの販売を開始した。

日立、エンタープライズサーバー「EP8000 シリーズ」に POWER7+プロセッサー搭載モデルを追加
新モデルとして追加された「EP8000 780/770」

「EP8000 シリーズ」は、メインフレームクラスの信頼性と可用性を備え、最新OS「AIX V7.1」をサポートした UNIX サーバー。金融機関など企業の基幹業務システムや、電力、交通などの社会インフラシステムでの実績を持つ。

今回、POWER7+(4.4GHz)を最大 64way 搭載できるハイエンドサーバー「EP8000 780」と、POWER7+(3.8GHz)を最大 64way 搭載できるミッドレンジサーバー「EP8000 770」をシリーズに追加した。POWER7+は、従来の POWER7 に比べ、周波数向上や内蔵オンチップ L3 キャッシュメモリ容量拡大などで処理性能を向上、定格消費電力を増加させることなく、トランザクション処理性能はそれぞれ最大約1.2倍に向上している。メモリは最大 4,096GB、PCI スロットは最大184本となっている。

メモリ仮想化機能「Active Memory Expansion」をサポートし、メモリ上のデータを圧縮、利用できる容量を搭載する物理メモリ容量以上に拡張できる。なお、専用のハードウェアアクセラレーターを使用するため、プロセッサーの処理能力を損なうことがなく、高速でメモリ上のデータの圧縮/解凍ができる。

また、プロセッサーやメモリなどのリソースを分割する仮想化機能「マイクロパーティショニング」で、1way あたりの仮想サーバー数を従来モデル比2倍となる 20LPAR に拡大、より多くの処理できるようになった。
 
さらに、仮想サーバーのメモリ配置を自動調整する機能「Dynamic Platform Optimizer」を新たにサポートし、プロセッサーとメモリの連携度を監視して、最適なパフォーマンスを得られるようになった。