ITインフラのソリューションのネットワールドは、VDI(Virtual Desktop Infrastructure:仮想デスクトップインフラ)および SBC(Server Based Computing)のパフォーマンスを測定するベンチマークツール最新版「Login VSI 3.7」の販売を開始した。

Login VSI は、オランダ Login VSI のベンダーに依存しない汎用ベンチマークツール。製品版「Login VSI Pro 3.7」と、無償版「Login VSI Express 3.7」がある。

最新版の 3.7 では、ベンチマーク測定対象の VDI、SBC として Windows OS 日本語版に対応、ベンチマーク負荷に利用するアプリケーションに、Microsoft Office 日本語版など、日本語アプリケーションが利用できるようになった。また、VDI ユーザープロファイルの事前設定も日本語環境で利用できるようになるなど、製品版ばかりでなく無償版も日本語環境に対応した。

負荷発生モジュール(Launcher)や結果解析モジュール(Analyzer)も Windows 8、Windows Server 2012 で利用できる。

さらに、ネットワールドからの要望に応え、100ユーザー/3か月間の小規模/短期テスト向けライセンスと、ライセンス期間を限定しない永続ライセンスを新設した。

VDI/SBC 導入プロジェクトを成功させるには、パフォーマンスやスケーラビリティ、キャパシティを正確に解析/評価しなければならない。

Login VSI は、オランダのコンサルティング会社である Login Consultants が、コンサルティングの際に使うツールとして自社開発したもの。2009年に商用版の販売を開始し、以来、HP、Dell、Cisco、EMC、NetApp などのハードウェアベンダーや、Microsoft、Citrix、McAfee、Quest Software などのソフトウェアベンダーが利用するデファクトスタンダードのベンチマークツールとなった。

現在 Login VSI は、7月にスピンオフして別会社となった Login VSI  社が開発/販売/サポートを引き継いでいる。本社はオランダのアムステルダムにあり、ベルギー、ドイツ、米カリフォルニア州サニーヴェールにもオフィスを構える。

同社では2013年春には「VSI 4.0」のリリースを予定しており、4.0 ではインストール方法やテスト実行方法などの改善を図る意向。

ネットワールドは初の Login VSI ディストリビュータとして、2012年8月から無償版を配布、11月からは有償版の販売を開始した。現在すでに200ユーザー以上が無償版をダウンロードし、十数社が導入または採用を決定しており、日本市場でも Login VSI の有効性が急速に認識されつつある、とネットワールドではみている。

ネットワールド、無償有償ともに日本語対応の VDI ベンチマークツール「Login VSI」最新版を発表
無償版ダウンロード状況

今回の Login VSI Pro 3.7 の発表には、オランダの Login VSI 社から販売部長の Jos Dikhoff 氏、コンサルタントの Dennis Geerlings 氏 が来日、製品の説明などを行った。

Login VSI 社の日本市場およびネットワールドに対する期待は大きく、「ネットワールドは多くのリセラーを抱えるディストリビュータで、VDI、SBC 市場に対する深い理解がある。日本市場における Login VSI の窓口として十分に認められる」と、Dikhoff 氏は語った。

また、ネットワールドは、Login VSI 社から2012年の「Business Partner of the Year」を受賞した。

Dikhoff 氏とネットワールドの森田晶一社長
Dikhoff 氏とネットワールドの森田晶一社長