米国 Microsoft は12月4日、同社が開発中の SNS サービス「Socl」を一般公開した。だが、Socl はまだベータ段階にあり、Microsoft はこの SNS サービスをいつから正式にスタートさせるのかについて公表していない。

Microsoft の SNS サービス「Socl」が一般公開
Microsoft による SNS サービス「Socl」

米国メディア ZDNet は、Socl は既存の SNS サービスと競合するものではないと伝えている。

「Microsoft 幹部は『Socl』を、ソーシャルネットワークと検索を1つに統合するものだと表現してきた。《中略》同社によれば、Socl は Facebook、Twitter、Pinterest などと競合するものではないのだという」

米国メディア Seattle Times は、Socl とは新たな「教室」を作る試みであると報じている。

「Microsft は同社による『検索』と『SNS』をミックスさせる試みであるサイト『Socl』を一般に公開した。『www.so.cl』からアクセス可能な Socl は、もとは学生のために設計されたもので、以前は完全な招待制となっていた。当時 Microsoft は次のように述べていた。

『Socl は、学生間のネットワークを構築するために設計されたものだ。Socl を利用すれば、学生は有用な情報を共有したり、教室の内外で情報を収集するためのページを作ったりできるようになる。Socl は、Web とソーシャルネットワークを、新たな教室へと変換するものだ』」

米国メディア ReadWrite は、Socl のインターフェイスが Pinterest に似ていることを指摘している。

「Socl とは何か? Pinterest のようなカジュアルな SNS だと思えばよいだろう。だが、Pinterest よりは文章量が多い。さらには Google+ の要素もいくつか盛り込まれている。基本的には、Socl は利用者が Web 上で見つけたサイト、画像、ビデオを簡単に共有可能にするものだ」

米国メディア Computerworld は、Microsoft が SNS への参入に出遅れたため、Facebook や Twitter などと競合していくのは困難であると指摘。その上で、Enderle Group アナリストである Rob Enderle 氏の次のコメントを紹介している。

「Socl には誰も期待をしていないように見える。だが、Apple が iPod を作ったときのことを思い出してみて欲しい。あのときも、iPod に期待する人は誰もいなかった。SNS 分野の利用者は、特に移り気だ。画像ベースのソーシャルサイトはまだ新しく、Microsoft が参入する余地は残っている」