米国 Microsoft の次世代タブレット Surface Pro が2013年初頭に登場する。だがその価格は 64GB モデルが899ドル、128GB モデルでは999ドルと、10月に発売された Surfece RT よりもかなり高価なものとなる。

企業向けタブレットへの市場参入を目指す Microsoft は、Surface Pro に対し Intel による x86系のプロセッサを搭載。また、OS には Windows 7 の後継である Windows 8 を搭載した。Microsoft はこれにより、タブレットを導入したいものの、既存の企業向けデスクトップアプリケーション資産を捨てられないという企業に対して Surface Pro の売り込みを狙う。

Microsoft Surface の GM である Panos Panay 氏は、同社の公式 Blog で次のように述べている。

「Windows 8 Pro を搭載した Surface Pro は、Windows 7 デスクトップで稼働しているアプリケーションをそのまま実行することができる。Surface Pro は完全な PC であり、かつタブレットでもあるのだ」

Surface RT と Surface Pro の違いとは?

Surface Pro では、Intel Core i5 プロセッサが搭載されている。このため、ARM プロセッサが搭載された Surface RT とは異なり、Surface Pro では Windows 7 向けに開発されたソフトウェアが実行可能だ。

その他の違いとしては、Surface Pro では USB 3.0 ポート(Surface RT は USB 2.0)が搭載されていることもあげられる。ディスプレイへの接続では Mini DisplayPort が利用でき、2,560x1,440の高い解像度を実現している(Surface RT では HDMI ポートだった)。10.6 インチのタッチスクリーンは1,920x1,080 と Surface RT よりも高解像度。スタイラスペンが付属しており、ペン入力中に誤って手が触れてもこれを無視するという「Palm Block」機能も搭載されている。

一方、Surface Pro は Intel のプロセッサを採用した結果、厚みや重さは犠牲となってしまっている。Surfacce Pro の厚みは13.5mm。これは、ARM プロセッサを搭載した Surface RT の 9.39mm よりも1.5倍近く分厚い。また Surface Pro の重量は 907g。こちらも Surface RT の 680g よりもかなり重くなっている。

だが、Microsoft がビジネス向けタブレットを出荷するために犠牲にしたのは、厚みや重さだけではないようだ。

バッテリー持続時間が半分になり、Office は非搭載

Surface チームによる11月29日の Twitter への投稿によれば、「Surface Pro のバッテリー持続時間は、Surface RT のおよそ半分」であるということだ。

Surface RT は、1度充電すれば9時間程度は連続して利用することが可能だ。つまり、Surface Pro のバッテリー持続時間は4.5 時間程度ということになる。これは、Dell などから発売されている Ultrabook (タブレット/ノート PC コンバーチブルタイプのもの)のバッテリー持続時間よりもかなり短い。

また、Surface Pro には Office アプリケーションはバンドルされないという。企業は Surface Pro 購入後、Office のライセンスも購入しなければならない。Surface RT では、Microsoft Office Home 2013 RT プレビュー版が付属しており、Word、PowerPoint、Excel、OneNote が、購入したその日から利用可能になっている。

Pedro Hernandez は、InternetNews.com の編集者。