Linux 最大の長所の1つとして、リソースの限られる組み込みデバイスから、世界最速のスーパーコンピューターにまで対応可能だという点があげられる。

1. Fedora 18/19

Fedora 開発者は、Fedora 18「Spherical Cow(球形の乳牛)」の2012年末リリースに向けて懸命の努力を続けてきたが、年内リリースの可能性は消えた。

Fedora 18のベータ日程が再度延期され、Spherical Cow の最終的な一般向け出荷は2013年1月となったのだ。最新のスケジュールでは、Fedora 18のベータ版は11月27日、バージョン1.0は2013年1月8日へとそれぞれ変更されている。

明るい話題としては、Fedora コミュニティーでは現在、Spherical Cow の後継となる Fedora 19 のコード名の投票が行われていることがあげられる。現時点での候補は、Cubical Calf (四角い仔牛)、Higgs Boson (ヒッグス粒子)、Loch Ness Monster (ネス湖の怪獣)、Martian Blueberries (火星のブルーベリー)、Newtonian Dynamics (ニュートン力学)、Parabolic Potassium (放物線カリウム)、Schrodinger's Cat (シュレーディンガーの猫 )、そして Tiddalik (カエルのティダリク)の8つとなっている。

Fedora 19のコード名投票は11月15日までで、結果は11月16日に発表される。

2. Linux Mint 14


Fedora 18ほどファンキーな名前は持っていないが、それでも Linux Mint 14は間違いなく多くの Linux ユーザーが心待ちにしているリリースだ。

現在 RC フェーズに入った Linux Mint 14(Nadia)は、MATE と Cinnamon の両タイプが用意されている。

LinuxMint 創業者の Clem Lefebvre 氏は、次のように述べている。

「6か月間にわたる増分開発が行われた結果、Linux Mint 14には多くの改善が行われ、安定性が向上し、デスクトップの使い勝手が洗練されている。MATE、Cinnamon、MDM、そして今回のリリースに採用されたすべてのコンポーネントを誇りに思っており、Linux Mint 14としてまとまった形でお見せできることに興奮を隠せない」

3. Linux スーパーコンピューター

Fedora も Linux Mint も主に利用要件がさほど厳しくない環境(「さほど厳しくない」という言葉の定義は難しいが)をターゲットにしている。だが、Linux は世界最速のスーパーコンピューターでも利用可能なシステムでもある。

スーパーコンピューターにおける Linux の採用は、ごく一部のマシンに限定されているわけではない。ほぼすべてのスーパーコンピューターで利用されている。

世界最速のスーパーコンピューターランキングが11月12日に公開されたが、そのなかで Linux が占める数は圧倒的だった。TOP 500 のうち、実に469台で Linux が稼働していた。

Sean Michael Kerner
Sean Michael Kerner は、InternetNews.com の主任編集者。