デジタルデータ放送向けソフトウェア開発のメディアキャストは、インターネット上のコンテンツ素材をデータ放送規格フォーマットに変換する ASP サービス「MARCUS」(マーカス、仮称)を12月から開始する。

MARCUS(Mediacast Arib Resource Convert Utility Service)は、メディアキャストが開発したデータ放送技術で、一般的なテキストデータ(CSV など)や画像データ(JPEG、PNG、BMP など)を、データ放送画面に表示する標準規格 ARIB(Association of Radio Industries and Business)準拠のフォーマットに自動変換するサービス。FTP(File Transfer Protocol)で変換したい素材を送ると、ARIB 規格準拠フォーマットのデータが FTP で返送される。

MARCUS には、テキストや画像を ARIB 規格準拠のフォーマットに変換する「バイナリー変換機能」と「画像変換機能」が搭載されている。特に画像変換機能では、メディアキャストが開発した高品質減色アルゴリズム「LACE」(Luminance Alpha Color-reduction Engine)が使われており、変換処理が困難な PNG 画像を、画像品質を保持しながらデータ放送用画像素材(224色)に減色処理し、ARIB フォーマットの PNG 画像に自動変換する。

これにより、携帯電話やスマートフォン、Web サイト用に制作したコンテンツ素材を、データ放送用に変換できるので、コンテンツプロバイダはこれらを、ワンセグを含む地上デジタル放送や BS デジタル放送のデータ放送でコンテンツとして展開できるようになる。

また、放送局やコンテンツ制作会社は、ASP サービスでコンテンツ素材を変換できるので、導入コストや運用負荷をかけることなく、制作環境を充実できる。

メディアキャスト、ネットコンテンツをデータ放送用に変換する ASP サービスを開始
MARCUS の概要