シマンテックは、総合物流企業の鈴与がクラウド型セキュリティソリューション「Symantec MessageLabs Email Security.cloud」および「Symantec MessageLabs Web Security.cloud」を導入したことを発表した。

総合物流の鈴与、シマンテックのクラウドソリューションを採用
シマンテックのクラウドソリューションを採用した総合物流企業の鈴与

鈴与は、従来のアプライアンスから今回新たにクラウド型のセキュリティソリューションに移行したことで、管理業務やユーザーサポートの時間を大幅に削減し、業務工数を60%削減できたという。

同社では、2011年から短期間に特定のメールドメインに対して大量のメールが送られるサービス拒否(DoS)攻撃が急増し、一時的にメールの数がアプライアンスの処理能力を超え、メールの送受信に遅延が生じる事態が発生していた。

そこで、同社では、アプライアンス製品の保守契約が終了するタイミングで、シマンテックのクラウド型セキュリティサービスを採用した。採用にあたっては、主眼であったメールセキュリティ対策(アンチスパム、アンチウイルス)と URL フィルタリングを含む Web セキュリティ対策を一元化できる点や、アプライアンス製品よりも初期費用が安価なうえに業務工数の大幅な削減が見込める点などが高く評価されたという。

これにより、鈴与では、1,800ユーザー分のスパム/ウイルスメール対策、Web からの脅威に対するアンチウイルス/アンチスパイウェア/URL フィルタリングのソリューションを導入し、一元管理を実現した。

メール対策を例に挙げれば、従業員の問い合わせにかかる業務工数を従来から60%削減でき、従来は30分から1時間以上を要していた従業員からのメール配信状況に関する調査依頼に、5分以内で対応できるようになったという。

鈴与 情報システム室次長兼システム管理チームリーダーの杉山統英氏は次のように述べている。

「Symantec.cloud は、当社が全社的に導入した初めてのクラウドソリューションだが、テスト導入を含む本番環境へのカットオーバー期間は8営業日と極めて短期間で終了し、運用開始後は、特に従業員からのメールに関する問い合わせが3分の1に減った。検知精度も非常に高く、誤検知もほぼない。サービスに関して不明な点があれば、シマンテックのサポートの方にすぐに確認が取れるうえ、レポートに関しても、大変見やすくて満足している。今回、シマンテックのソリューションを導入したことで、非常に強力な防御力を設けることができたと感じている」