仏 3D ソフトウェア開発会社の Dassault Systemes は、航空宇宙/防衛産業の企業を対象とする「Winning Program」を発表した。

航空宇宙/防衛産業では、優れた製品性能の実現やコストの抑制、さらに開発期間の短縮といった厳しい課題を受け、提案やオファーに際して、初期段階で非常に要求レベルの高いコミットメントを求められることが多いという。

今回発表された Winning Program によって、ユーザー企業は、新しい提案を検討して、新規ビジネスを獲得し、システムエンジニアリング上の必要な選択肢とそれらに関連するトレードオフを総合的に検討し、対顧客向け業務を効果的に展開することができる。新規案件獲得に向け入札中の企業は、Winning Program を使い、自社の提案や構想設計プロセスを管理できる。また、航空機をはじめとする新製品の市場提供に向けた社内検討においても、当局へ申請する新製品の構想設計プロセス管理に Winning Program を活用できる。

ダッソーシステムズ、航空宇宙/防衛産業向け総合ソリューション「ウィニングプログラム」を発表
プログラム初期段階から開発段階まで支える総合ソリューション

 

Dassault Systemes インダストリーおよびマーケティング担当、エグゼクティブ VP である Monica Menghini 氏は次のように述べている。
 
「プログラムのライフサイクル全体にかかるコストは、明らかにその大部分が、構想設計や初期設計といった最初の段階で決定する。多くの企業は、これらの初期段階においてイノベーティブなアイデアやビジョンを持ち合わせているものの、これまでは具体的にどう実行するべきかの判断に苦労してきた。結果的に、納期の遅れや予算超過といった事態は珍しいことではない。当社の 3D エクスペリエンスプラットフォームと Winning Program は、各提案やオファー内容の要素をしっかりと把握するための手段を提供するとともに、それぞれの要素の実現方法の具体的なロードマップを用意することで、企業が関連リスクを回避しながら、ビジネスの獲得比率を高め、市場に向けてよりイノベーティブなオファリングを提供できる」


Roland Berger Strategy Consultants の Global Aerospace and Defense Practice のトップで、同社シニアパートナーでもある Philippe Plouvier 氏は次のように述べている。

「企業は製品の性能、コスト、開発リードタイムについてハイレベルの目標を立てている。プログラムの成功のカギを握る多くの意思決定が下されるのが、構想設計段階だ。この初期の段階に向けた総合的なソリューションは、要件の定義と計画の適切な実施を支援してくれるため、プログラムライフサイクル全体を通じて、自らのコミットメントを守る、またはそれを超えることができる」