アカマイ・テクノロジーズが発表した2012年第2四半期版「インターネットの現状」によると、日本のネット平均接続速度が前四半期と比較して21%の成長を示したことが10月26日、わかった。同時に、インターネット普及率は前四半期比-0.1%、前年同期比で10%の成長率となった。

世界各国の平均接続速度ランキングでは、1位韓国(14.2 Mbps)、2位日本(10.7 Mbps)、3位香港(8.9 Mbps)と、前四半期と同じくアジア太平洋地域の3か国がトップ3を占めた。日本の平均接続速度の前年同期比での成長率は-16%。前四半期比では21%の成長率を記録し、成長率で世界第1位となった。

平均ピーク速度ランキングでは、1位香港(49.2 Mbps)、2位韓国(46.9 Mbps)、3位日本(40.5 Mbps)と順番が入れ替わった。日本の平均ピーク接続速度の成長率は、前年同期比で2.4%、前四半期比で-28%だった。

アカマイのネットワークに接続するユニーク IPv4 アドレス数は242の国と地域で6億6,518万に上った。国別ランキングは1位米国(1億4,287万件)、2位中国(9,360万件)、3位日本(3,987万件)。ひとつの IP アドレスを複数のユーザーが利用する場合を考慮して、アカマイネットワークに接続した Web ユーザーの総数は10億人を超えるとアカマイは試算している。

また、世界の多くの企業・組織が IPv6 への恒久的対応を開始した World IPv6 Launch により、第2四半期でのIPv6接続が大幅に拡大した。2012年6月(IPv6 Launch 時)のIPv6接続は、リクエストベースで33億9,497万、接続クライアントベースで1,899万となり、前年同月比で、それぞれ460倍、67倍の成長率を記録した。

IPv4 アドレスは急速に枯渇している。欧州インターネットレジストリ(RIPE)の発表によると、IPv4 アドレスの最終ブロック(〜1600万)へ突入し、アメリカ大陸の地域インターネットレジストリ(ARIN)は残りは3ブロックのみだという。

Akamai Intelligent Platform に接続されたユニーク IPv4 アドレスが最も多かった上位10か国のうち、最も増加率が大きかったのはブラジルで、前四半期比で12%、前年比で40%の増加。

同調査は、80か国・約1,000のネットワークに展開する10万8,000台以上のサーバーを支え、世界中の全ウェブトラフィックのうち最大30%を処理するアカマイ独自のネットワーク「Akamai Intelligent Platform(TM)」から収集されたデータ(2012年4月1日〜6月30日)をベースにまとめたもの。