ジュニパーネットワークスは、エッジルータ新製品「Juniper Networks MX2020 3D Universal Edge Router」と、マルチベンダー アプリケーションを展開できるエッジ向け初のハイパーバイザー「JunosV App Engine」を発表した。サービスプロバイダ向け。

MX シリーズのルータと JunosV App Engine は、Juniper Networks が最近発表したサービスを基盤にして構築されており、新しいエッジルータとハイパーバイザーを組み合わせると、収益化までの期間を、競合ソリューションの最大69%短縮できるという。

Juniper Networks エッジ&アグリゲーション事業部担当 VP である Rami Rahim 氏は、次のように語っている。

「私たちの新しいネットワークに対するビジョンは、サービスプロバイダをスーパープロバイダへと変革させるイノベーションの提供だ。MX ルータを使っている数千社の企業では、新しいビデオ、アプリケーション、およびクラウドベースのサービスなどの出現で、大規模な拡張性と複雑性の軽減が必要であることが証明されている。Juniper Networks は、この新しいエッジ サービス エンジンがイノベーションや収益拡大への障壁を取り除き、サービスプロバイダのさらなるビジネス展開を可能にする、初のソリューションだと考えている」

MX2000 シリーズは、Juniper MX 3D Universal Edge Router 製品ファミリーに新しく追加された製品群で、 Trio チップセットと Junos OS で強化された高性能エッジルータプラットフォーム。20スロットの MX2020 と 10スロットの MX2010 がある。いずれもシングルシャーシのルータで、他の競合製品を使用した場合と比較すると、最大67%、容量を拡大できるそうだ。

MX2020 3D は 80Tbps の容量に対応でき、単体で1,000万戸の家庭に HD ビデオを配信できる。これらのルータは、帯域、利用者数、サービスに関して高い拡張性を持つ Junos Trio チップセットを活用している。シャーシでは既存の MX ラインカードをすべて利用できるため、すでにインフラストラクチャに MX シリーズを導入している顧客は、投資が無駄にならない。

ジュニパー、エッジ向けハイパーバイザー JunosV App Engine を発表
MX2010 背面

JunosV App Engine と MX シリーズ 3D ルータは、エッジ向けの、初のハイパーバイザー。サービスプロバイダは負荷分散、セキュリティサービス、オンラインゲーム、広告などの既存アプリケーションをドラッグ&ドロップ、またどのベンダーのアプリケーションも同時に実行することで、新たな収益源を、短期間のうちに確保できる。

MX バーチャルシャーシは、複数の MX 3D システムにわたってブロードバンドまたはビジネスエッジサービスを仮想化するため、システムをひとつのシャーシとして運用、新規ユーザー用のプロビジョニングを迅速に行える。

MX Path Computational Element(PCE)は、ネットワークをプログラミングできるため、最も効率の高いパスを探して、オンデマンドで必要な帯域幅を最適化できる。

Juniper Rapid Assessment はオペレーティング/ビジネス サポート システム(OSS/BSS)、トラフィック移行、ネットワークセキュリティ、仮想アプリケーション開発/統合/試験を簡素化する一連のサービスで構成されたスイート。

SDN(Software Difined Networking)について語る