ドイツソフトウェア大手の Software AG は、SOA プラットフォーム統合製品の最新版「webMethods 9.0」を、米国で開催中の同社イベント「ProcessWorld」で発表した。 発表日は10月15日。

Software AG は2007年に webMethods を買収、2007年7月に「webMethods product suite」を、2009年に webMethods 8.0 を発表している。

webMethods 9.0 では、完全に独立した統合レイヤーをさらに拡張、自動化されたビジネスプロセスと、クラウドやモバイル、社内のアプリケーションなどから取得したビッグデータの管理と統合に集中している。

Software AG の webMethods 9.0、ビッグデータをビジネスプロセスとクラウドに統合
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Software AG CEO である Karl-Heinz Streibich 氏は、以下のように述べている。

「ビッグデータの効率的な管理により、その恩恵を受けて充分な早さで反応できる企業は、かつてないビジネス機会が得られるだろう。webMethods 9.0 で、Software AG は企業が実質的な競争有利性を得て、これらの機会に完全に対処できるようにする大きな一歩を踏み出した」

具体的には、webMethods 9.0 は、インメモリ技術である Terracotta(2011年買収) と緊密に統合、膨大なデータにマイクロ秒単位でアクセスできる。ローカル/分散データのキャッシングが可能で、また、巨大な XML 文書を直接インメモリで処理できる。

新製品のひとつである「webMethods CloudStreams」は、Salesforce.com のような SaaS アプリケーションを、社内アプリケーションや他の SaaS アプリケーションと統合、管理できる。また、同じく新製品の「webMethods Command Central」は、ハイブリッドクラウド環境で展開オプションを合理化する機能を提供する。

「webMethods Mobile Suite」新製品は、インタラクティブなモバイルアプリケーションにセキュリティを提供するもので、モバイルアプリケーションを迅速に構築して配布、認証ユーザーと機器のみがネットワークに入れるようにする。
 
「webMethods Pulse」新しいは、リアルタイム情報とイベントストリームを適切なステークホルダーにもたらし、場所や使用する機器に関わらず、即時に共同作業ができるようにするもの。
 
「webMethods Command Central」は、webMethods 全体を運用/コントロール、webMethods Integration Server、webMethods Broker、My webMethods Server などの環境を運用(開始/終了)する能力を提供するもの。webMethods Command Central ユーザーは、1つのツールで環境を設定でき、webMethods 全体の設定、バージョンレベル、フィックスレベルを可視化できる。