米国 Google は、同社の開発している Web アプリケーション向けプログラミング言語「Dart」の新版を10月16日にリリースした。これにともない、Dart として初のソフトウェア開発キット(SDK)「Dart SDK」という形態で提供を始めた。

Google、Web アプリ開発プログラミング言語「Dart」の新版を SDK としてリリース
公開1周年となった Dart

Dart は、構造化 Web アプリケーションを作るためのプログラミング言語。アプリケーション開発時に複数の言語を組み合わせる必要がなく、簡単なスクリプト レベルの小規模アプリケーションから、大規模で複雑なアプリケーションも作成可能だという。

Google は2011年10月に Dart の早期プレビュー版を公開したが、大手 Web ブラウザ ベンダーが非対応を表明しており、先行きは不透明だ。ただし、オランダ TIOBE の集計したデータによると、最近になって Dart が初めて人気プログラミング言語ランキングのトップ50に入った

今回リリースした Dart は、多数のバグ報告や機能追加要求などをベースに改良を施し、安定性が向上したという。そのほかには、仮想マシン(VM)高速化、変換ツールで生成する JavaScript コードの高速化/コンパクト化、最新 Web ブラウザに合わせた HTML ライブラリの提供、JavaScript コードと相互運用可能なライブラリの提供、サーバー サイド I/O ライブラリの提供などを行う。

Dart の紹介ビデオ