さまざまな製品の分解/修理マニュアルを公開している米国 iFixit は、米国 Apple 製 iOS 搭載メディア プレーヤ「iPod touch」の第5世代に相当する新モデルを実際に分解し、分解手順などを公開した。iFixit は分解/修理のしやすさを「Repairability Score」という10段階のスコアで評価しており(1が最も難しく、10が最も簡単)、外部にネジがないため分解にヒートガンが必要なほか、リボン ケーブルで接続されたさまざまコンポーネントが基板に半田付けされ分解しにくいことなどから3とした。これに対し、新型スマートフォンの「iPhone 5」については、比較的分解が容易な7としている。

iFixit が新型「iPod touch」を分解、リボンケーブルや半田付けで分解しにくい
分解しきった iPod touch

ボリューム ボタン、マイク、LED フラッシュ、電源ボタンは1つのリボン ケーブルでつながれており、背面ケースからは簡単にはがせる。この構造は製造コストの削減に貢献する一方、修理は難しくなるという。また、リボン ケーブルは基板の上を通って基板下部でに接続されており、基板やケーブルの取り外しが困難だそうだ。

リボン ケーブル
リボン ケーブル

バッテリは接着剤で固定され、基板には半田付けされている。仕様は 3.7V、3.8Wh、1,030mAh で、第4世代 iPod touch の 930mAh に比べて容量が若干増えた。RAM は、サイズが 512MB で 韓国 Hynix Semiconductor 製。32GB フラッシュ メモリーは、東芝の NAND 型。

メイン基板
メイン基板

また、iPhone 5 のホーム ボタンは強化された新デザイン品に変更されたが、第5世代 iPod touch のものはゴム製の耐久性の低いタイプだったという。

ストラップ取り付け用ギミック
ストラップ取り付け用ギミック
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iPod touch 分解の解説ビデオ