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富士通が「京」ベースのスパコン「PRIMEHPC FX10」を東大物性研究所へ、90.8TFLOPS

japan.internet.com 編集部
2012年8月17日 / 11:50
 
富士通は2012年8月16日、商用スーパー コンピューター「PRIMEHPC FX10(プライムエイチピーシー エフエックステン)」ベースの新たな高性能演算システムを東京大学物性研究所に納入すると発表した。同システムの理論演算性能は90.8テラ フロップス(TFLOPS)で、2014年春に稼働開始する予定。なお PRIMEHPC FX10 は、現時点で演算速度世界2位のスパコン「京(けい)」の技術を応用した製品である。

富士通が「京」ベースのスパコン「PRIMEHPC FX10」を東大物性研究所へ、90.8TFLOPS
PRIMEHPC FX10
(出典:富士通)

同システムは、PRIMEHPC FX10 による計算ノードを中心として、ログイン ノード/管理サーバー群、管理サーバー共有ディスク、グローバル ファイル システムなどで構成。計算ノードは4ラックの PRIMEHPC FX10 で384ノードとし、90.8TFLOPS の理論演算性能を実現する。総メモリー サイズは 12TB、ストレージ容量は 129.6TB。

物性研究所では、このシステムを新たな高性能デバイスや高効率の燃料電池、新薬剤の開発など、新規エネルギー創成につながる基盤的技術開発で活用したい考え。全国の物性研究者と共同利用するほか、PRIMEHPC FX10 の備える京とのソフトウェア互換性をいかし、京向けアプリケーションの開発にも使う。

PRIMEHPC FX10 のベースとなった京
PRIMEHPC FX10 のベースとなった京
(出典:富士通)
新システムの概要は以下の通り。

【計算ノード(PRIMEHPC FX10)】
・ラック数:4
・ノード数(CPU 数):384(384)

【ログインノード/管理サーバー群】
・PRIMERGY RX200 S7:6台
・PRIMERGY RX300 S7:6台

【管理サーバー共有ディスク】
・ETERNUS DX80 S2:2台

【グローバル ファイル システム】
・ETERNUS DX80 S2:4台

なお富士通は、これまでに PRIMEHPC FX10 ベースのスパコン システムを東京大学情報基盤センター近畿大学九州大学台湾交通部中央気象局オーストラリア国立大学から受注している。
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