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富士通研、一般スマホを簡易 3D カメラ化する技術を開発、クラウド活用

japan.internet.com 編集部
2012年4月27日 / 07:00
 
 
 
富士通研究所は2012年4月26日、携帯電話やスマートフォンのカメラ部分に小型アタッチメントを取り付けることで、手軽に3次元(3D)映像を撮影できる新技術を発表した。撮影データから歪みを除去する高負荷の映像処理をクラウド環境に任せることで、誰でも容易に 3D 映像を作れるようにしたという。

同社はニフティのクラウド サービス「ニフティクラウド」上でこの 3D 映像変換サービスを動かし、同技術の実証実験を行う。参加者には、撮影用のアタッチメントを無償提供する。

富士通研、一般スマホを簡易 3D カメラ化する技術を開発、クラウド活用
撮影用アタッチメント

3D 映像の撮影は、一般的にレンズと撮像素子がそれぞれ2つある専用の撮影機器を必要とする。しかも撮影したままの映像データは歪みを含んでいるので、見やすい 3D 映像を得るには負荷の高い映像変換処理を行わなければならない。そのため、既存の携帯電話やスマートフォンで 3D 映像の制作を楽しむことは難しかった。これに対し富士通研は、撮影用の安価なアタッチメントとクラウド環境で映像変換する技術を開発することで、専用機器なしで手軽に 3D 映像を撮影できるようにした。

撮影のようす
撮影のようす
*クリックして拡大

このアタッチメントは、平面ミラー4枚を組み合わせており、左目用と右目用の映像を1つの撮像素子へ取り込む。プリズムを使わず平面ミラーを採用したことで、コストは市販品の約10分の1で済むという。また、サイズが57×14×14mm と小さく、携帯電話やスマートフォンに装着しやすい。

アタッチメントを使った撮影
アタッチメントを使った撮影

クラウド上の画像処理は、アタッチメントのミラーで生じる歪みを補正するもの。負荷の高い処理をクラウド サービス上のサーバーで行うため、スマートフォンなどに専用なソフトウェアをインストールしたり、特別なプロセッサを導入したりする必要がなく、既存の一般的なスマートフォンを活用できる。

撮影から映像変換、鑑賞までの流れ
撮影から映像変換、鑑賞までの流れ
*クリックして拡大

この技術を活用すると、一般ユーザーが手軽に 3D 映像を撮影し、Blog や Web ページ、SNS、写真/動画共有サイトなどで公開できるようになる。富士通研は、距離の測定や寸法/形状の測量といったことにも応用可能と考えている。
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