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【LinuxTutorial】Ubuntu の次の一手(1)

Sean Michael Kerner
2010年11月8日 / 08:00
 
 
Ubuntu の5年後

Ubuntu 開発者が Ubuntu Developer Summit (UDS)で一堂に会する理由のひとつが、彼らが使う Linux ディストリビューションの次期バージョンがどのようなものになるのかを見極めることだ。

フロリダで開催された Natty UDS では、Ubuntu を開発した Mark Shuttleworth 氏が、GNOME Shell ではなく Unity シェルに移行することで新しいデスクトップの方向性を打ち出した。Shuttleworth 氏はユーザーインターフェイスだけでなく、同氏が考える今後5年以内の Ubuntu の方向性に関する洞察もいくつか披露した。

Shuttleworth 氏は記者会見のなかで、「私は Linux が今後5年でかなり幅広く普及することを願っているし、そうなるもっともな理由もある。重要な課題はハードの種類にあると思う。現在はネットブックとデスクトップをサポートしているが、ほかのタイプのマシンをどのように選定し、それにどう取り組むかが重大な問題になるだろう」と語った。

Shuttleworth 氏は、モバイルマシンや車載型の自動車対応システムにもチャンスがあると見ている。同氏はさらに、Ubuntu では現在、Android を含む各種モバイルプラットフォームとの同期に取り組んでいることを加えた。

Ubuntu がまだ対応していないタイプがタブレットデバイスだ。Ubuntu は現在この分野の開発を進めていないが、だからといって Ubuntu がタブレットデバイスの基盤になっていない訳ではない。

「今はタブレット製品がないが、Ubuntu コアと、タブレット用に公開したタッチフレームワークを一緒に使っている人々がいることは認識している」と Shuttleworth 氏は語っている。

ハードのタイプ以外に、Shuttleworth 氏は、開発者のエコシステムを改善し、拡大させる取り組みを続けることの必要性も認識している。現在、当初は早いかもしれないとの声が一部にあった6か月のリリースサイクルで Ubuntu の開発がまわっていることを同氏は指摘した。

「インターネットの世界では、何か新しいもの毎日リリースできなければならない」 と Shuttleworth 氏は語っている。

同氏はさらに、Ubuntu のエコシステムは、もっと多くのユーザーが直接関与し、リアルタイムソフトウェアをもっと提供できるよう、開発者を支援する必要がある、ということも付け加えた。

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目次

1 Ubuntu の5年後
2 オープンコアではなくオーナーシップを
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