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テクノロジー2010年1月21日 15:30

富士山などで、NEC や NICT などが多言語、音声翻訳技術の実証実験を開始

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著者:japan.internet.com 編集部
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NEC は2010年1月20日、JTB グローバルマーケティング&トラベル、情報通信研究機構(NICT)と共同で、2010年1月25日から2月21日まで、山梨県で多言語自動音声翻訳技術の実証実験を行う、と発表した。

この実証実験は、富士山など外国人観光客に人気の高い山梨県の観光業者に、日本語と、英語・中国語・韓国語に対応し、観光地でのさまざまな利用シーンに最適な、ウェアラブル型、モバイル型、据置型の、3種類の音声翻訳システム端末を貸し出すもの。

ウェアラブル型は、ブラザー工業のメガネ型網膜走査ディスプレイを採用、NEC が製品化したウェアラブルコンピュータシステム「Tele Scouter」に、NEC の日英音声翻訳機能を搭載したもの。

外国人観光客と現地の観光案内者がこの端末を身に付けて会話する。日本語で話すと英語に自動翻訳し、相手のメガネ型ディスプレイには文字を表示するとともに、ヘッドセットから音声を再生する。

両手がふさがった状態でも接客ができ、お互いの顔を見ながら会話できる。

モバイル型は、スマートフォン型のモバイル端末に音声翻訳システムを搭載、翻訳した音声と画面上に表示した文字で会話する。

端末には、外部と通信せずに単独で動作する NEC の日英音声翻訳機能と、無線 LAN などの外部との通信環境が必要な NICT の音声翻訳サーバーによる日・英・中・韓四か国語音声翻訳機能が搭載されており、これらの機能を通信環境や対応言語に応じて切り替えて動作させる。

宿泊施設やレストラン、土産物屋など、店員が常に動く環境でも利用できる。

据置型は、モバイル型より画面の大きいディスプレイをもつ PC を設置、外国人観光客と観光案内者がこのシステムで翻訳した音声と文字の表示により会話する。

搭載する音声翻訳機能は、NICT の4か国語音声翻訳サーバーと接続して使う。ホテルのフロントや土産物屋のレジ、観光案内デスクなど、場所が固定され、システムの移動が不要な用途向け。

実験は、将来、さまざまな観光地で音声翻訳システムを導入する際に、これらの表現がどの程度必要となるかを検証するもので、実験結果は、今後の観光産業に向けた自動音声翻訳技術の向上に使われる。
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