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『Windows 7』の「バックドア」に関する噂、Microsoft が否定

Stuart J. Johnston
2009年11月24日 / 09:00
 
 
Microsoft は20日、数日来取りざたされていた噂を否定した。その噂とは、米連邦政府の要請で同社が『Windows 7』に秘密の「バックドア」を仕掛けたというものだ。しかし依然として、どちらの言い分が真実かという疑問は残る。

この噂が浮上したのは、17日のことだ。米国家安全保障局 (NSA) の情報保証局 (IAD) ディレクタ、Richard Schaeffer 氏がこの日、米上院の小委員会の公聴会において、NSA は同社と「長年にわたる関係」を築き、政府のコンピュータに搭載されている OS およびソフトウェアを強化する上で協力しあっていると証言し、さらに、先日リリースとなった Windows 7 のセキュリティ機能を賞賛したことが発端となった。

この公聴会は、米国のコンピューティングおよび通信インフラをいかにしてテロ攻撃から保護するかをテーマに開かれたものだったが、Schaeffer 氏のこの発言に、プライバシ監視機関からは懸念の声も上がっている。

Schaeffer 氏が小委員会に提出した書面による証言によると、NSA は Microsoft のほか、軍の各部門やその他機関と協力し、「『Windows XP』や『同 Vista』といった Microsoft の OS、『Internet Explorer』、およびファイヤーウォールに共通のセキュリティ構成に関する合意形成」に取り組んできたという。

さらに、先ごろ Windows 7 がリリースされたことを受けて、NSA は Microsoft とともにセキュリティ構成の指針を作成したとも Schaeffer 氏は述べている。

一方、Microsoft は、噂されているような事実関係を強く否定している。

「Microsoft は、これまで Windows に『バックドア』を仕掛けたことも、またこの先仕掛けることもない」と、同社広報は取材に対し Eメールで声明を寄せた。

Microsoft の声明から読み取れるのは、Schaeffer 氏が小委員会の公聴会で言及した協力とは、ユーザーの保護に関することであって、政府がユーザーのコンピュータを乗っ取る手助けをすることではない、という主張だ。

同社広報は声明の中で、IT 専門職向けの同社技術関連コミュニティ『TechNet』を引き合いに出し、次のように述べている。「この取り組みは純粋に、一般的な攻撃に対するシステム強化のため、業界の最良事例を標準化することを主眼としたもので、TechNet 上でも自由にダウンロードや評価、利用ができる」
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