japan.internet.com
テクノロジー2008年10月1日 13:50

『Barcelona』の教訓を『Shanghai』で活かす AMD

この記事のURLhttp://japan.internet.com/webtech/20081001/11.html
著者:Andy Patrizio
海外internet.com発の記事
AMD 初のサーバー用4コア プロセッサ『Quad-Core AMD Opteron』(開発コード名『Barcelona』) の船出は、シカゴを飛び立って五大湖上空の嵐のなかへ向かうボーイング737よりも大揺れだった。遅れに次ぐ遅れに悩まされた挙げ句、出荷予定時期を過ぎてからバグが見つかった Barcelona は、新製品発売の悪い見本として教訓を残した。

AMD は、その教訓を学んだという。

同社は9月30日、この問題について議論し、次期サーバー用プロセッサ『Shanghai』を決して第2の Barcelona にしないため、同社の取っている対策を説明した。

AMD サーバーおよびワークステーション部門のゼネラル マネージャを務める Patrick Patla 氏は、集まった人々に向けて次のように語った。「設計上の目標を達成するのは簡単だ。だが、(Barcelona) プロジェクトは、スケジュールの信頼性を高めるべきだった。Barcelona の進行にいらだちを覚えたパートナーたちには、Shanghai が Barcelona の轍を踏まないよう確認する必要が生じた」

こうした点については、Shanghai の開発が小規模で反復的なものという事実から、大幅に容易なものとなった。AMD にとって初の4コア プロセッサだった Barcelona では、ほぼ全面的に新しい設計が必要で、設計および製造プロセスの80%を新たに作り上げなければならなかった。

とはいえ Shanghai にも、少なくとも1つの大きなハードルがある。それは、65nm プロセスから45nm プロセスへの移行だ。

「変更が少ないため簡単にはなったが、新プロセスへの移行を過小評価する訳にはいかない。うまく進んでいたことは分かっていたが、それでも設計プロセスが確実に計画と一致するようにしたかった」と Patla 氏は取材に対して語った。

具体策としては、Shanghai 設計担当者が一堂に会して何を成すべきか理解していることを互いに確認し合ったほか、あらゆる利用状況を網羅すべく Shanghai の評価プロセスも拡充した。ほかにも、設計プロセスの早期段階から OEM パートナーに参加してもらい、評価サンプル製造前のシミュレーションによる評価も時間をかけて実施した。
japan.internet.comのウエブサイトの内容は全て、国際法、日本国内法の定める著作権法並びに商標法の規定によって保護されており、その知的財産権、著作権、商標の所有者はインターネットコム株式会社、インターネットコム株式会社の関連会社または第三者にあたる権利者となっています。
本サイトの全てのコンテンツ、テキスト、グラフィック、写真、表、グラフ、音声、動画などに関して、その一部または全部を、japan.internet.comの許諾なしに、変更、複製、再出版、アップロード、掲示、転送、配布、さらには、社内LAN、メーリングリストなどにおいて共有することはできません。
ただし、コンテンツの著作権又は所有権情報を変更あるいは削除せず、利用者自身の個人的かつ非商業的な利用目的に限ってのみ、本サイトのコンテンツをプリント、ダウンロードすることは認められています。

Copyright 2014 internet.com K.K. (Japan) All Rights Reserved.