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「楽天市場」API 公開――自社媒体強化から外部サイトとの連携へ

japan.internet.com 編集部
2007年1月17日 / 17:40
 
楽天株式会社は17日、ショッピングモール「楽天市場」の API を「楽天ウェブサービス」として一般公開した。まずは商品検索や書籍検索など4つの API についてβ版が出揃った。

楽天は同サービスの提供により外部サイトとの連携を図るとともに、楽天市場へのアクセス増大、流通の拡大を見込む。今回のウェブサービス公開の指揮を執った執行役員の和田圭氏は、ユーザートラフィックがポータルサイト主導から、サーチ経由、Blog や SNS に代表される CGM 経由に変わってきていると分析する。

また Web2.0という流れにより、特に CGM の成長が著しいことからも、今後は自社媒体の充実に加えて外部媒体からの流入促進にも力を入れていく方針であることを強調。オープン戦略を推進することで、外部サイトとの連携による「楽天経済圏」の活性化を狙う。

各種サービスと外部サイトを連携させることで経済圏の発展を図る
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サービス開始当初に提供される API は「楽天商品検索 API」「楽天ジャンル検索 API」「楽天商品コード検索 API」「楽天書籍検索 API」の4種類。特徴は約1,400万に上る取り扱い商品数だ。

商品検索 API は、共同購入、楽天スーパーオークション、楽天オークションの個人間オークション商品を除いた、楽天市場の商品情報が取得可能。商品コード検索 API は、これらの商品コードから商品情報を取得する。ジャンル検索 API では、楽天市場のジャンル名、ジャンル構造を取得できる。書籍検索 API を利用すれば、楽天ブックスで販売している書籍の情報も取得可能だ。

これらの API を利用するには、楽天会員 ID を取得した後に「デベロッパー ID」を取得する必要がある。また API を利用してアフィリエイトリンクを作成する際には別途「アフィリエイト ID」が必要となる。すべて楽天ウェブサービスのページから取得可能となっている。各 API の利用制限としては、デベロッパー ID 1つにつき1秒間に1回以下のリクエストと定められている。

同社は API を利用したサイトを増やすために既存のアフィリエイトパートナーなどに働きかけていく予定だ。また2006年12月より、関心空間やカヤックなど一部のモニター企業にα版を限定公開することで、連携サイトの獲得にも動いている。

ファッションスナップ写真を投稿できるコミュニティサイト「Phot.on」を運営するカヤックは、ユーザーがスナップとともに記録したお気に入りブランドなどの情報を利用し、直接楽天の商品ページにアクセスできる機能を追加している。今後はスナップを投稿したユーザーと、アフィリエイトの利益をシェアしていく仕組みも検討しているという。

なお、今後は DVD 検索や CD 検索、カタログ検索、トラベル施設検索などを随時追加していく予定。デジタルテレビやカーナビなど、新たなデバイスに対応したサービス展開も視野に入れる。またデベロッパーの確保に向け、オンラインのコミュニティやオフラインの勉強会も開催していく方針だという。
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