このレポートは、インターネットコムと goo リサーチが携帯電話やインターネットを活用したアンケート調査を定期的に行い、その結果を発表するものである。今回は「ネットオークション」について調査した第2回である。

調査対象は全国10代〜50代以上のインターネット ユーザー1,086人。男女比は男性53.8%、女性46.2%。年代比は10代13.7%、20代15.7%、30代21.2%、40代17.2%、50代以上32.1%。

まず、どの程度ネットオークションが利用されているか調べた。「ユーザー登録すらしたことがない」が42.6%で最も多く、「利用したことがない(ただし、ユーザー登録はしている)」の4.1%と合わせて半数弱に利用経験がなかった。2番目に多い回答は「購入で利用している」(19.6%)で、「販売と購入の両方で利用している」(12.8%)がそれに続いた。

スマートフォンから利用しやすいオンライン フリーマーケット サービスが増えたり、オンライン オークション「ヤフオク!」の手数料が無料化されたりするなど、現在ネットオークション市場は転換期にあるようだ。こうした環境の変化が利用経験率に影響を及ぼすか今後も調査していこう。

続いて、今回はネットオークションを販売目的で利用している、または利用経験のある258人(全体の23.8%)に「ネットオークションを販売で利用している/していた目的を教えてください」と尋ねてみた。

目立って多かった回答は「中古品引き取り業者などより高く売れるから」(61.2%)。これに離れて、「利用しやすい中古品引き取り業者などがないから」(29.8%)、「出品に対する入札額の上昇を見るのが楽しいから」(25.6%)、「珍しかったり貴重だったりするものの価値を理解している人がいるから」(23.3%)、「愛着のあるものなので、大切にする人に引き取ってもらいたいから」(19.0%)が続いた。購入目的に関する質問でも「一般の店舗より安く買えるから」(73.1%)が群を抜いて多い回答であり、やはり売る側も買う側もネットオークションのお得感を重視している。

これに対し、販売目的ユーザーの「自分の手作りグッズを販売したいから」という回答は3.1%に留まり、購入目的ユーザーの「個人クリエイターの手作りグッズが買えるから」という回答は1.9%に過ぎなかった。ネットオークションにおいて、手作りグッズに対する需要は今のところ少ないようだ。

売る側も買う側も一番の利用目的は「お得感」―定期調査「ネットオークション」(2)
Q:ネットオークションを販売で利用している/していた目的を教えてください
(2013/11/21〜11/23 10代〜50代以上のインターネットユーザー1,086人中、販売利用経験者258人)

※2013年12月9日に「goo リサーチ」の名称が「NTT コム リサーチ」に変わります。

(調査協力:goo リサーチ)

◆参考記事:
「ユーザー登録すらしたことがない」人が44.3%も―定期調査「ネットオークション」(1)
ネットオークション、スマホ利用者増加とともに市場も拡大?-- トレンド総研調べ

調査協力:goo リサーチ