このレポートは、インターネットコムgoo リサーチが携帯電話やインターネットを活用したアンケート調査を定期的に行い、その結果を発表するものである。今回は「IT 機器セキュリティ」について調査した第4回である。

調査対象は全国10代〜50代以上のインターネット ユーザー1,046人。男女比は男性53.5%、女性46.5%。年代比は10代13.5%、20代15.4%、30代21.9%、40代16.9%、50代以上32.3%。

まず、どのような IT 機器が所有されているか調べた。代表的な IT 機器に絞って持っているかどうか質問したところ、所有率は「ノートパソコン/ネットブック/ウルトラブック」(75.1%)、「デスクトップパソコン」(50.2%)、「スマートフォン」(47.9%)、「タブレット」(17.2%)となり、順位に変わりはない。ただし、スマートフォンの増加は続いており、所有率が5割を超え、デスクトップパソコンを上回るのも時間の問題だろう。

次に、有料セキュリティ対策を利用している人がどの程度いるか調べた。各 IT 機器でセキュリティ対策を導入している人を対象に「使っているセキュリティ対策アプリケーション/サービスは有料ですか」と尋ねた結果、利用率は「デスクトップパソコン」と「ノートパソコン/ネットブック/ウルトラブック」が55.1%、「タブレット」が26.3%、「スマートフォン」が25.9%だった。

第1回調査で40.0%という高い有料セキュリティ対策利用率を示した「タブレット」だが、今回はスマートフォン並みに下がった。タブレット ユーザーの利用率は第2回が31.6%、第3回が33.3%で、第1回ほど高くはない。利用率が徐々に低下しているのか、そもそも有料セキュリティ対策を導入しているタブレット ユーザーが少ないため結果のばらつきが大きくなる影響なのか、これらのデータだけでは判断がつきかねる。

有料セキュリティ対策利用率、スマホとタブレットはほぼ同じ―定期調査「IT機器セキュリティ」(4)
有料セキュリティ対策アプリケーション/サービス利用率
(2013/9/13〜9/24 10代〜50代以上のインターネットユーザー1,046人中、
デスクトップパソコンでのセキュリティ対策者459人、
ノートパソコン/ネットブック/ウルトラブックでのセキュリティ対策者652人、
タブレットでのセキュリティ対策者80人、
スマートフォンでのセキュリティ対策者290人)

今後も同じ調査を続ければ、タブレット ユーザーが増えてサンプリング誤差が小さくなるとともに、長期的な変化の傾向が明確に現れるのではないだろうか。デバイスの種類によって異なるセキュリティ意識の相違も浮き彫りにできるかもしれない。

(調査協力:goo リサーチ

◆参考記事:
セキュリティ対策を行う理由、行わない理由―定期調査「IT 機器セキュリティ」(3)
タブレット利用者はスマホ利用者よりセキュリティ対策に積極的―定期調査「IT 機器セキュリティ」(2)

調査協力:goo リサーチ