このレポートは、インターネットコムgoo リサーチが携帯電話やインターネットを活用したアンケート調査を定期的に行い、その結果を発表するものである。今回はスマート テレビ(TV)といった「新映像サービス」について調査した第1回である。

調査対象は全国10代〜50代以上のインターネット ユーザー1,063人。男女比は男性52.3%、女性47.7%。年代比は10代16.4%、20代17.7%、30代21.7%、40代16.1%、50代以上28.1%。

「スマート TV」という言葉はどの程度広まっているのだろうか。知っているかどうか尋ねたところ、「見聞きしたことがあり、意味も理解している」人は8.7%にとどまり、「見聞きしたことはあるが、意味は分からない」人は43.3%いた。さらに「知らない」という回答は48.1%に上り、低い認知度が浮き彫りになった。

もっとも「スマート TV」という用語に明確な定義は存在しないようだが、「インターネット接続機能を備え、柔軟に映像コンテンツを楽しめるテレビ」といったイメージだろうか。そこで、「スマート TV」の意味も理解していると答えた92人(全体の8.7%)に思い浮かぶサービス/製品を具体的に挙げてもらった。

その結果、「Google TV」「Apple TV」から「ニコニコ動画」「YouTube」「NOTTV」、「アクトビラ」「ひかりTV」「ビエラコネクト」「プレイステーション」、さらに「NEC」「パナソニック」といったものまで、多種多様な回答が得られた。また「テレビとパソコンが融合したもの」「アンテナ線不要。ネット対応(テレビ)」など、ある意味で本質を突いた答えもあった。

続いて、「スマート TV」に限定せず、インターネット経由で楽しんでいる映像番組/コンテンツがあるかどうか質問した。「ある」という回答は21.4%で、さらにこれら回答者(227人)に具体的なサービス/製品を質問してみた。

最も多い回答は「YouTube」で、圧倒的に多い94.7%。以下「ニコニコ動画/ニコニコ生放送」(59.0%)、「Ustream」(26.9%)が続く。「Hulu」「Google TV」「Apple TV」の利用者は少ない。

「スマート TV」の解釈は多種多様―定期調査「新映像サービス」(1)
Q:インターネット経由で視聴しているサービス/製品をお答えください
(2012/12/3〜12/6 10代〜50代以上のインターネットユーザー1,063人中、
インターネット経由で映像番組/コンテンツを視聴している227人)

まだまだ普及しているとは言い難い「スマート TV」であるため、特定サービス/製品に限定せず、今回は自由に答えてもらえる設問を用意して調査を行った。今後この調査を繰り返すにつれ、必要に応じて質問内容などを充実させていきたい。

(調査協力:goo リサーチ

◆参考記事:
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調査協力:goo リサーチ