このレポートは、インターネットコムと goo リサーチが携帯電話やインターネットを活用したアンケート調査を定期的に行い、その結果を発表するものである。今回は「ショッピング利用」について調査した第6回である。

調査対象は全国10代〜50代以上の携帯電話ユーザー1,025人。男女比は男性34.8%、女性65.2%。年代比は10代5.9%、20代32.7%、30代31.8%、40代21.2%、50代以上8.5%。

まず、モバイル ショッピング(携帯電話/スマートフォンでのオンライン ショッピング)の利用経験を調べてみよう。すべての回答者に対して利用したことがあるかどうか聞いたところ、利用経験者の内訳は「よく購入する」が13.9%、「ときどき購入する」が28.1%、「購入したことがある程度」が24.8%だった。一方、未経験者については「アクセスするが購入したことはない」人が19.5%、「アクセスしたことがない」人が13.8%。

スマートフォン所有率が4割になるなどモバイル環境は携帯電話からスマートフォンへの移行が進んでいるものの、利用経験者および未経験者の傾向は変化していない。

スマートフォンを使う人が増えた今、どのような経路で通販サイトに辿りつくのだろうか。そこで、モバイル ショッピングで商品を購入した経験のある684人(全体の66.7%)に「購入先のサイトはどのようにして見つけましたか」と質問した。その結果、「パソコンで利用しているサイトのモバイル版」という回答が82.7%で群を抜いて多く、その次が「検索・バナー」の30.1%だった。こちらの傾向も、スマートフォン利用者が現在ほど多くない過去の調査と大差ない。

スマホ利用者が増えても変わらぬ状況―定期モバイル調査「ショッピング利用」(6)
Q:購入先のサイトはどのようにして見つけましたか
(2012/10/29〜11/1 10代〜50代以上の携帯電話ユーザー1,025人中、
モバイル ショッピング利用経験者684人)

どうやら「スマートフォンを使うようになった」から「モバイル ショッピングを利用するようになる」「利用方法が変わる」というものではないようだ。とはいうものの、従来型の携帯電話とスマートフォンでは操作性などが大きく異なるため、何らかの違いがあると考えられる。今後の調査では、質問項目を増やすなど多彩な視点から分析し、相違を浮き彫りできるようにしたい。

(調査協力:goo リサーチ)

◆参考記事:
利用金額帯に現れた興味深い傾向―定期モバイル調査「ショッピング利用」(5)
スマホ普及で操作性が改善―定期モバイル調査「ショッピング利用」(4)

調査協力:goo リサーチ