このレポートは、インターネットコムgoo リサーチが携帯電話やインターネットを活用したアンケート調査を定期的に行い、その結果を発表するものである。今回は「モバイル機器」について調査した第6回である。

調査対象は全国10代〜50代以上のインターネット ユーザー1,077人。男女比は男性53.0%、女性47.0%。年代比は10代16.3%、20代17.9%、30代21.4%、40代16.3%、50代以上27.9%。

まず、ユーザーがどのようなモバイル機器を所有しているかを調べた。所有率の高いモバイル機器は、「従来型の携帯電話/PHS」(60.9%)、「ノート PC/ネットブック」(52.2%)、「スマートフォン」(39.1%)、「携帯ゲーム機(ニンテンドーDSやPSPなど)」(32.5%)、「携帯音楽プレーヤ(iPod touchなど)」(31.3%)の順。第1回調査から所有率が順調に伸びていたスマートフォンだが、ここに来て増加が止まった。これと連動するように、従来型の携帯電話/PHSは所有率低下も止まった。

スマートフォンの利用者が増えていることはさまざまな調査で指摘されており(関連記事)、今後もこの傾向は変わらないと思われる。今回の停滞は、キャリア各社が夏モデルから冬モデルへ移行する“谷間”となる時期に調査を行ったことによる影響だろうか。

スマホ所有率の伸びが停滞、夏モデルと冬モデルの狭間だからか?―定期調査「モバイル機器」(6)
Q:あなたは以下のモバイル機器を持っていますか
(第1回:2011/7/29〜8/3 10代〜50代以上のインターネットユーザー1,079人)
(第2回:2011/10/26〜10/29 10代〜50代以上のインターネットユーザー1,085人)
(第3回:2012/2/14〜2/16 10代〜50代以上のインターネットユーザー1,088人)
(第4回:2012/5/11〜5/15 10代〜50代以上のインターネットユーザー1,073人)
(第5回:2012/8/6〜8/10 10代〜50代以上のインターネットユーザー1,077人)
(第6回:2012/10/22〜10/25 10代〜50代以上のインターネットユーザー1,077人)

続いて、10月に入ってから Apple の第4世代「iPad」を始め、Google の「Nexus 7」「Nexus 10」、Amazon.com の日本向け「Kindle Fire HD」といった注目製品が発表されたため、今回はタブレット PC(端末)に着目してみよう。

iPad などのタブレットを所有している97人(全体の9.0%)に「そのタブレットPCでお使いのOSは何ですか」と尋ねたところ、「iOS(iPad シリーズ)」が57.7%、「Android」が42.3%、「Windows系」が11.3%という結果が得られた。トップ3の順番は以前から変わっていないが、これまで6割強から7割弱をコンスタントに確保していた iOS が6割を切り、4割に満たなかった Android が4割を超えてきた。

Q:そのタブレット PC でお使いの OS は何ですか
Q:そのタブレット PC でお使いの OS は何ですか
(2012/10/22〜10/25 10代〜50代以上のインターネットユーザー1,077人中、
タブレット PC 所有者97人)

iPad の人気の高さは変わっていないものの、Nexus シリーズや Kindle Fire シリーズの登場で勢力分布が変化するかもしれない。また、Microsoft も自社開発タブレット「Surface」をいずれ日本市場に投入すれば、第三勢力になる可能性がある。調査を続け、市場状況やシェアの推移をみていきたい。

(調査協力:goo リサーチ

◆参考記事:
携帯電話とスマホの所有率逆転は時間の問題―定期調査「モバイル機器」(5)
タブレットは移動中の閲覧用デバイス―定期調査「モバイル機器」(4)

調査協力:goo リサーチ