このレポートは、インターネットコムと goo リサーチが携帯電話やインターネットを活用したアンケート調査を定期的に行い、その結果を発表するものである。今回は「広告閲覧」について調査した第6回である。

調査対象は全国10代〜50代以上の携帯電話ユーザー1,061人。男女比は男性40.7%、女性59.3%。年代比は10代2.7%、20代21.7%、30代35.3%、40代28.6%、50代以上11.7%。

まず、モバイル広告がどの程度認識されているか調べてみよう。携帯電話/スマートフォンで Web サイトを閲覧する984人(全体の92.7%)に対して「検索結果や Web サイトで広告を目にしたことはありますか」と尋ねたところ、「ある」は91.6%、「ない」は8.4%。認識している人の割合は次第に増えて行きそうだが、増加がみられない。この辺りの認識率が上限なのだろうか。

次に、モバイル広告の有用性に対する意識を調べてみた。広告を見たことのある901人に「表示されている広告は役立ちますか」と聞いたところ、回答は「役立つ」が2.3%、「どちらかといえば役立つ」が24.4%、「どちらかといえば役立たない」が55.3%、「役立たない」が18.0%となった。大まかに3割弱が役立つ、7割強が役立たないと考えており、全体的な傾向は変わっていない。

しかし、第1回からの結果を並べて比較すると、徐々にであるが役立つ派が減り、役立たない派が増えているようだ。認識率が頭打ちになっていることも合わせて考えると、今後モバイル広告の新たな提示方法を打ち出していく必要があるだろう。

モバイル広告の認識率は頭打ち、有用性の評価も低下気味―定期モバイル調査「広告閲覧」(6)
Q:表示されている広告は役立ちますか
(第1回:2011/7/11〜7/13 10代以上の携帯電話ユーザー1,094人中、
広告クリック経験者926人)
(第2回:2011/10/11〜10/13 10代〜50代以上の携帯電話ユーザー1,091人中、
広告クリック経験者938人)
(第3回:2012/1/23〜1/25 10代〜50代以上の携帯電話ユーザー1,098人中、
広告クリック経験者960人)
(第4回:2012/4/16〜4/19 10代〜50代以上の携帯電話ユーザー1,037人中、
広告クリック経験者920人)
(第5回:2012/7/13〜7/18 10代〜50代以上の携帯電話ユーザー1,092人中、
広告クリック経験者944人)
(第6回:2012/10/2〜10/5 10代〜50代以上の携帯電話ユーザー1,061人中、
広告クリック経験者901人)

(調査協力:goo リサーチ)

◆参考記事:
「○○で検索」をする人が減少―定期モバイル調査「広告閲覧」(5)
広告は「画面が狭くなって邪魔」―定期モバイル調査「広告閲覧」(4)

調査協力:goo リサーチ