このレポートは、インターネットコムgoo リサーチが携帯電話やインターネットを活用したアンケート調査を定期的に行い、その結果を発表するものである。今回は「ショッピング利用」について調査した第5回である。

調査対象は全国10代〜50代以上の携帯電話ユーザー1,080人。男女比は男性38.6%、女性61.4%。年代比は10代4.7%、20代30.2%、30代32.8%、40代21.1%、50代以上11.2%。

まず、モバイル ショッピング(携帯電話/スマートフォンでのオンライン ショッピング)の利用経験を調べてみよう。すべての回答者に対して利用したことがあるかどうか聞いたところ、利用経験者の内訳は「よく購入する」が13.7%、「ときどき購入する」が29.7%、「購入したことがある程度」が23.2%だった。未経験者については、「アクセスするが購入したことはない」人は17.5%、「アクセスしたことがない」人は15.8%。

調査を重ねるにつれ当然ショッピング経験者が増えているものの、全体的な傾向にこれまでと大きな変化は見られない。未経験者が3割以上いるので今後モバイル ショッピング利用者を増やせるだろうが、経験者の増加が頭打ちになっている現状では環境が大きく変わらない限り急増は期待できそうもない。

続いて今回は、ショッピングで使う金額に着目してみた。モバイル ショッピング利用経験者720人に「最近1年間にモバイルショッピングで購入した商品の中で、最も高額なものはいくらでしたか」と質問したところ、下図のような結果が得られた。

利用金額帯に現れた興味深い傾向―定期モバイル調査「ショッピング利用」(5)
Q:最近1年間にモバイルショッピングで購入した商品の中で、最も高額なものはいくらでしたか。
(第1回:2011/8/8〜8/10 10代〜50代以上の携帯電話ユーザー1,098人中、
モバイル ショッピング利用経験者703人)
(第2回:2011/10/31〜11/4 10代〜50代以上の携帯電話ユーザー1,086人中、
モバイル ショッピング利用経験者708人)
(第3回:2012/2/20〜2/23 10代〜50代以上の携帯電話ユーザー1,096人中、
モバイル ショッピング利用経験者741人)
(第4回:2012/5/21〜5/24 10代〜50代以上の携帯電話ユーザー1,089人中、
モバイル ショッピング利用経験者685人)
(第5回:2012/8/13〜8/17 10代〜50代以上の携帯電話ユーザー1,080人中、
モバイル ショッピング利用経験者720人)

約1年前の第1回から今回まで使用金額の全体的傾向は変わっていない。ただし、回答が5%前後の集団と20%前後の集団に分かれた点が興味深い。前者は1千円未満と3万円以上、後者は1千円から3万円未満の範囲で、つまり後者の金額帯に利用が集中していることになる。利用者を増やすには、この点に留意するとよいのかもしれない。

(調査協力:goo リサーチ

◆参考記事:
スマホ普及で操作性が改善―定期モバイル調査「ショッピング利用」(4)
スマホ普及の影響はまだ?―定期モバイル調査「ショッピング利用」(3)

調査協力:goo リサーチ