このレポートは、インターネットコムgoo リサーチが携帯電話やインターネットを活用したアンケート調査を定期的に行い、その結果を発表するものである。今回は「映像利用」について調査した第4回である。

調査対象は全国10代〜50代以上の携帯電話 ユーザー1,029人。男女比は男性38.3%、女性61.7%。年代比は10代3.7%、20代29.0%、30代35.2%、40代22.2%、50代以上10.0%。

今回も、まずモバイル動画を利用する人がどの程度いるか調べてみた。全員に対し「携帯電話/スマートフォンで動画を見ますか」と質問したところ、回答は「よく見る」が17.4%、「たまに見る」が39.1%、「見たことはある程度」が28.8%、「見たことがない」が12.9%となり、視聴経験者の合計は85.3%だった。前回に比べ動画を見たことのある人の割合は増えており、増加傾向が続いているようだ。

続いて、「携帯電話で動画再生を楽しみたいと思いますか」という質問に「見たい」または「どちらともいえない」と答えた846人(全体の82.2%)を対象として、どのようなタイプの動画サービスを利用したいか尋ねてみた。ただし、今回は新たな回答項目として「Ustream のようなライブ動画配信」を追加している。

最も多い回答は「YouTube のような動画共有」の89.1%で、以前から YouTube の人気は変わっていない。2位は「GyaO のような無料動画配信」の38.8%、3位は「自分や知人が撮影した動画」の31.7%。理由は分からないが、いずれも減少し続けている。

新項目の「Ustream のようなライブ動画配信」は24.2%の人が選び、認知度や人気の高さが分かる。先日の金環日食金星日面経過AKB48 総選挙といったイベントでライブ動画配信が実施されたことも、影響しているのだろうか。また、7月に開催されるロンドン オリンピックで NHK が競技映像のストリーミング配信を計画しており、さらに関心が高まるかもしれない。

「ライブ動画配信」希望者は約25%―定期モバイル調査「映像利用」(4)
Q:どのような携帯電話向け動画サービスを楽しみたいですか
(2012/6/18〜6/22 10代〜50代以上の携帯電話ユーザー1,029人中、
「携帯電話で動画再生を楽しみたいと思いますか」という質問に
「見たい」または「どちらともいえない」と答えた846人)

なお、回答項目の文章でライブ動画配信の代表的なサービスとして「Ustream」を挙げたが、ほかにも「ニコニコ生放送」のような人気サービスが存在するし、現在は YouTube などでも生中継映像が視聴できる。次回以降の調査では、こうした状況の変化を質問内容や回答項目に反映させたい。

(調査協力:goo リサーチ

◆参考記事:
映像ユーザーは増え出したのか?―定期モバイル調査「映像利用」(3)
モバイル映像利用者は増えるか?―定期モバイル調査「映像利用」(2)

調査協力:goo リサーチ