このレポートは、インターネットコムgoo リサーチが携帯電話やインターネットを活用したアンケート調査を定期的に行い、その結果を発表するものである。今回は「Webサイト閲覧」について調査した第4回である。

調査対象は全国10代〜50代以上の携帯電話ユーザー1,077人。男女比は男性40.2%、女性59.8%。年代比は10代3.2%、20代23.5%、30代35.8%、40代26.7%、50代以上10.8%。

まず、今回もパソコンを所有するユーザーが Web サイト閲覧時にどのようなデバイスをメインで使っているのかを見てみよう。ただし、最近は携帯電話からスマートフォンに機種変更する人が増え(関連記事)、この夏にスマートフォンを購入する人も多いとみられる(関連記事)ことから、これまで「携帯電話/スマートフォン」としていた回答項目を「携帯電話」と「スマートフォン」の2つに分けてみた。

パソコンを所有している回答者1,044人(全体の96.9%)に「インターネットのWebサイトを見る際、主に使用しているデバイスは何ですか」と質問したところ、「パソコン」77.7%、「携帯電話」5.3%、「スマートフォン」14.8%、「タブレット端末」2.0%という結果が得られた。「携帯電話」と「スマートフォン」を合わせると約2割で、前回の18.9%と大差ない。

ただし、比較的新しいデバイスであり使い慣れている人が決して多くないはずのスマートフォンが、携帯電話より相当多く「主に使用する」デバイスとして選ばれた。Web 閲覧という目的には、スマートフォンの方が適しているのだろうか。

スマホが携帯電話を上回る―定期モバイル調査「Webサイト閲覧」(4)
Q:インターネットのWebサイトを見る際、主に使用しているデバイスは何ですか。
(2012/6/11〜6/14 10代〜50代以上の携帯電話ユーザー1,077人)

続いて、携帯電話とスマートフォンを主に使う理由を調べるため、それぞれをメインに使うとした人に複数回答方式で尋ねてみた。全体的な傾向はどちらも同じで、最も多い回答の「いつも手元にあるから」は携帯電話が94.5%、スマートフォンが92.3%、2番目に多い回答の「手軽だから」は携帯電話が67.3%、スマートフォンが74.8%だった。

両者の差が大きかった回答は、1つは「操作に慣れているから」で携帯電話が27.3%、スマートフォンが11.0%。携帯電話に比べて画面が広く、タッチパネルで操作するスマートフォンの方が操作しやすいように思えるが、携帯電話のハードウェア ボタンを好む層もいるのかもしれない。

もう1つ差が大きかったのは、「よく閲覧するWebサイトを携帯電話にしか登録していないか」の10.9%と、「よく閲覧するWebサイトをスマートフォンにしか登録していないから」の1.9%。ここまで差が開くとは意外に感じられる。

Q:Webサイトを閲覧する時、携帯電話/スマートフォンをメインにしている理由を教えてください。
Q:Webサイトを閲覧する時、携帯電話/スマートフォンをメインにしている理由を教えてください。
(2012/6/11〜6/14 10代〜50代以上の携帯電話ユーザー1,077人)

今回の調査では、携帯電話とスマートフォンの使い方について新たな疑問が生じた。しかし、現在の設問でこの疑問を解消するデータを得ることは難しい。そこで、今後の調査で改めて設問内容などを検討していきたい。

(調査協力:goo リサーチ

◆参考記事:
タブレットはまだ少数派―定期モバイル調査「Web サイト閲覧」(3)
タブレット端末が最適か?―定期モバイル調査「Webサイト閲覧」(2)

調査協力:goo リサーチ