このレポートは、インターネットコムgoo リサーチが携帯電話やインターネットを活用したアンケート調査を定期的に行い、その結果を発表するものである。今回は「地デジ」について調査した第4回である。

調査対象は全国10代〜50代以上のインターネット ユーザー1,086人。男女比は男性53.1%、女性46.9%。年代比は10代16.2%、20代18.2%、30代21.5%、40代16.7%、50代以上27.3%。

今回からは、これまで必ず確認していた地上デジタル放送完全移行の認知度は調査しない。その理由は、認知度が99%を超える状況が続き、地デジ移行が十分に認知されたと判断したからである。

そこで最初の質問として、全員に地上デジタル放送の視聴手段を尋ねてみた。「地デジ対応テレビ」が84.0%で圧倒的に多く、以下「地デジ対応レコーダー」(19.4%)、「ケーブルTV(CATV)」(16.8%)、「ワンセグ」(15.3%)という順番。「テレビ用地デジ対応チューナー」の利用者も10.6%いた。地上デジタル放送を「視聴していない」人は2.5%だった。

また、地上デジタル放送が受信できる機器の購入予定があるかどうか質問したところ、全体の25.8%が何らかの理由で購入する予定があると答えた。その内訳は、新規購入予定が0.4%、追加購入予定が25.4%。

次に、購入予定のある280人に「どのような機器を購入する予定、または手段で地デジを導入したいですか」と質問し、複数回答方式で答えてもらった。最も多い回答は「地デジ対応テレビ」(55.0%)、2番目が「地デジ対応レコーダー」(30.0%)、3番目が「パソコン用地デジ対応チューナー」(20.4%)。数値にやや大きな変動はあるものの、上位3項目は変わっていない。

ただし、3位の「パソコン用地デジ対応チューナー」がここに来て増えていることと、「テレビ用地デジ対応チューナー」が以前から減り続けているように見えることが気になる。「パソコン用地デジ対応チューナー」増加は地デジ対応テレビ/レコーダーが普及した影響、「テレビ用地デジ対応チューナー」減少は地デジ非対応テレビが減った影響だろうか。そこで、今回(第4回)と第1回第2回第3回の状況を1つのグラフにまとめて比べてみた。

購入したい地デジ対応機器の傾向に変化?―定期調査「地デジ」(4)
Q:どのような機器を購入する予定、または手段で地デジを導入したいですか
(2012/5/28〜5/30 10代〜50代以上のインターネットユーザー1,086人)

見たところ、変動の大きさの割に調査期間が短い。この段階で今後の状況を予想することは難しそうだ。引き続き推移を調べていきたい。

(調査協力:goo リサーチ

◆参考記事:
番組視聴にとどまらない利用が微増―定期調査「地デジ」(3)
地デジ化に不満を感じている人は2.4%どまり―定期調査「地デジ」(2)

調査協力:goo リサーチ