このレポートは、インターネットコムと goo リサーチが2009年8月28日から行っている「ケータイ小説に関する定期調査」の第9回目の報告である。この定期調査では、ケータイ小説の認知度などや利用メディアに関して、定期的に動向を探っていく。

今回の調査対象は全国10代〜60代以上のインターネットユーザー1,121人(※一部被災地エリアを除く)。男女比は男性53.2%、女性46.8%。年齢別は10代16.3%、20代18.0%、30代21.9%、40代16.1%、50代15.8%、60代以上11.9%。

まず、いつものようにケータイ小説の認知度を確認しよう。「ケータイ小説」という言葉を聞いたことのあるユーザーは、全体の93.4%(1,047人)で、第1回の調査から引き続き9割を超えている。ケータイ小説は十分に認知されたコンテンツといえる。

次に「ケータイ小説」について聞いたことがあるユーザーのうち、実際に読んだことがあるユーザーを調べてみた。読んだことのあるのは32.3%(338人)。これまでの結果を振り返ると、第1回27.0%、第2回24.1%、第3回24.7%、第4回22.0%、第5回31.4%、第6回29.6%、第7回27.5%、第8回31.1%と推移しており、一時低下しそのまま落ち込むかと思われたが、ここに来て持ち直しているようだ。

ケータイ小説を読む際に使う端末は、「携帯電話」81.5%(220人)が最も多く、2位は「PC」44.1%(119人)、3位は「スマートフォン」10.0%(27人)。「スマートフォン」の割合が増加傾向にあるが、「携帯電話」と「PC」は減っていない。ケータイ小説を携帯電話で読む行為が定着したうえで、さらに読者が増えているのだろうか。今後の調査に注目したい。

スマホからの読者が増加傾向―「ケータイ小説」定期調査【9】

Q:あなたはどのような媒体で「ケータイ小説」を読みましたか。

(2011/6/27〜28 全国10代〜60代以上のインターネットユーザー1,121人 ※一部被災地エリアを除く)


(調査協力:goo リサーチ)

◆参考記事:
「電子書籍元年」を経て、ケータイ小説を取り巻く環境も変化するか?
「スマートフォン」で伸び悩む「ケータイ小説」

調査協力:goo リサーチ