このレポートはインターネットコムgoo  リサーチによる、「ネット広告に関する定期調査」の第14回目の報告である。この定期調査では、検索連動型広告やコンテンツ連動型広告を中心に、ネット広告に関するインターネットユーザーの意識の変化を追っていく。

今回の調査対象は全国10代〜50代以上のインターネットユーザー1,077人。男女比は男性53.6%、女性46.4%。年齢別は10代17.1%、20代18.5%、30代20.9%、40代17.0%、50代以上26.6%。

まず、検索連動型広告の認知度・浸透度を見てみよう。すべての回答者1,077人に対して「検索サイトで検索結果の右側や上部に表示されている広告リンク(スポンサーリンク・スポンサーサイトなどとして表示:検索連動型広告)をクリックしたことがありますか」との質問を行った。

「ある」との回答は68.3%(736人)と、前回(13回)の70.2%からやや低下した。

ただし、12回は70.9%、11回は69.5%、1年前の10回は71.0%と、7割前後で安定的に推移している。逆の見方をすればクリックする人の割合が頭打ちになっているので、クリック率を上げるには新たな施策の導入が必要ではないだろうか。

次に、検索連動型広告の遭遇率を見てみる。検索連動型広告クリック経験のある736人に「検索連動型広告をどの程度、目にしますか」との質問を行った。

「検索のたびにほぼ必ず見る」との回答は15.9%(117人)、「よく見る」は41.3%(304人)、「めったに見ない」は8.4%(62人)だった。全体的な傾向に大きな変化はなく、この結果からもネット広告に対するユーザーの姿勢が硬直化していることが分かる。

最後に、クリック率向上のヒントを得る目的で「以下のネット広告のうち、リンクをクリックしたくなるものを教えてください」との質問を複数回答形式で行った。

最も多かった回答は「バナーや画像、Flash など(バナー・レクタングルなど)」で46.9%(505人)で、2位は「紹介記事などで扱われているもの(Amazon アフィリエイトなど)」30.3%(326人)。わずかな差ではあるが、「検索結果に表示される文字リンク(検索連動型広告)」は28.3%(305人)で3位、「Blog や記事の内容にあった広告(コンテンツ連動型広告)」は26.6%(286人)で4位。

クリック率を現状より上げるには、バナーなどのディスプレイ広告や、記事などとの関連性が高く興味を引きやすいアフィリエイト広告を検討してみる価値がありそうだ。

(調査協力:goo リサーチ

◆参考記事:
ネット広告定期リサーチ
検索連動型広告

調査協力:goo リサーチ

Q:検索サイトで検索結果の右側や上部に表示されている広告リンクをクリックしたことがありますか?

検索サイトで検索結果の右側や上部に表示されている広告リンクをクリックしたことがありますか
 

Q:検索連動型広告をどの程度、目にしますか?


検索連動型広告をどの程度、目にしますか?
 

Q:以下のネット広告のうち、リンクをクリックしたくなるものを教えてください。


「コンテンツ連動型広告」のリンクから商品・サービスを購入したことはありますか?
 

(2011/3/22〜24 全国10代〜50代以上のインターネットユーザー1,077人 ※一部被災地エリアを除く)