いまや「Blog」という言葉を聞いたことがない人の方が珍しいだろう。個人ホームページに代わり、誰もが気軽に情報発信を行える手段として定着して久しい。2003年後半から2004年にかけて大手ポータルが相次いで無料サービスを開始して以来、最近では CGM(Consumer Generated Madia)の代表格としてビジネス活用も盛んだ。アフィリエイトや口コミマーケティング、RSS フィードなど、Blog をきっかけに伸びたサービスも多い。

Blog に関する定期調査も今回で29回目となる。2004年4月13日の第1回調査から約3年が過ぎ、Blog をめぐる環境はどのように変化してきたのだろうか。goo リサーチと共同で行ってきたこれまでの調査結果を振り返ってみたい。

Blog 認知度、59.2%から最高97.95%に
まずは Blog の認知度から。2004年4月の第1回調査時点で Blog の存在を知っていたのは59.2%。これが2004年8月に73.2%まで上昇し、2005年2月に81.1%、第一回調査から約1年後の2005年5月には91.3%となった。ピークは2006年7月の97.95%、そして今回の第29回調査が94.50%だ。2005年5月以降は一度も9割を下回っていない。

Blog 認知度(2004年4月〜2007年1月)

さらに「直近1か月に Blog を見たことがある」と回答した人は2004年4月の調査では26.6%だった。この時点で約4人に1人が実際に Blog を見ていることになるが、この数値は2006年11月が最高で80.50%にまで達している。ちなみに今回の第29回調査では72.88%だった。

この3年の間に Blog の認知度は最大38ポイント、調査時の直近1か月以内に実際に Blog を見た人は最大54ポイント増加していることがわかる。

Blog 作成経験、5.4%から最高で41.50%へ増加
Blog 作成経験が「ある」人は第1回時点では5.4%とわずか。しかしその後は順調に増えて、2004年9月に11.1%、2005年4月に23.9%、2005年10月に31.86%、2006年11月には最高値の41.50%となった。今回の調査でも35.79%と、3人に1人以上が Blog を作成した経験があるとしている。現在 Blog を書いている方は自分がどの時期に始めたかを確認してみても面白いだろう。

Blog 作成経験(2004年4月〜2007年1月)

ちなみに、2004年4月の第1回調査では作成経験者を大きく上回る25.7%が「(Blog を)いつか作ってみたい」と回答していた。これらの人は皆ブロガーとなったのだろうか。今回の調査においても Blog 作成意向のある人は25.63%おり、まだまだ増えていきそうだ。

作成意向が高い一方で Blog の更新を止めてしまう人も…
これから Blog を作ってみたいという人がいる一方で、更新を止めてしまう人もいる。今回の調査で Blog 作成経験があると回答した384人のうち、27.34%にあたる105人はすでに Blog を運営していない。

その理由は「更新が面倒になったから」(75人)がトップで、2位以降は「飽きたから」(26人)、「作成していた題材のネタがなくなったから」「なんとなく」(それぞれ18人)などが続いた。2006年7月の第26回調査で、「1日あたりの訪問者数50人以下の Blog が7割以上」という結果が出たが、「訪問者が少ない」という理由で Blog を止める人も12人いた。

Blog を止めた理由は?(2007年1月)

調査対象は、全国10代から60代以上のインターネットユーザー1,073人。男女比率は、男性:49.39%、女性:50.61%。年齢層分布は、10代:10.62%、20代:13.42%、30代:15.94%、40代:13.98%、50代以上:16.31%、60代以上:29.73%。

原データのご購入を希望される方は、research@japan.internet.com までメールにてお問い合わせ下さい。(調査協力:goo リサーチ

(2007/1/18〜1/22 全国10代〜60代以上のインターネットユーザー1,073人)